お独り様会に込めた想い

NPO法人ボラナビ 代表理事 森田麻美子

皆さんはいま結婚されていますか、それとも独身ですか。
私は今は家庭を持っていますが、34歳まで未婚でした。幼い時から、結婚し、子どもを持つことを夢見ていたので、とても悲しく、何をしても心中は落ち込んでいる毎日でした。

その頃は、何でも話し合える女友達にも、彼女が結婚していたら会うことすらおっくうに感じました。一方、同じく同年代で独身の女性には、初めて会った相手でも本音を話せました。

「年下のいとこの結婚式に呼ばれちゃって。仕事を理由に欠席したいくらい~」
「週末は何をしています?今度お茶でもしませんか」など。

そんな独身時の不安や悲観が強すぎたからか、不思議なことに今もどこかで独身の私が一人暮らしをしている気がしています。

私の祖母は、父方も母方も先に夫(祖父)を亡くしています。子ども夫婦と孫に囲まれ幸せに暮らしているように見えましたが、いま思えば、孫の私などには想像もできない「配偶者のいない悲しみ」を抱えていたかもしれません。

「誰もが独身で始まり、独身で終わる」と私は考えています。既婚者も必ず、少なくとも自分か配偶者は、独身に戻るからです。そのため、独身者が楽しく安心して暮らせる仕組み「お独り様会」は、社会の全ての人に必要なセーフティーネットと言えるでしょう。ご活用いただければ幸いです。

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