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宇都宮市「市政研究センター論文」(19年3月号・15号)

市政研究うつのみや宇都宮市の「市政研究センター論文」でお独り様会が紹介されました。

論文名:宇都宮市における単身世帯を支えるまちづくりに向けた調査研究
(外部リンク・P45~46で紹介)

(関係部分を抜粋)
4. 単身世帯の支援につながる取り組み
本章では、単身世帯の支援につながる全国の取り組みを調査する。調査にあたっては、三章で整理した課題を解決するための視点を持って、本市において参考となるポイントを整理する。

(2)孤独感解消の取り組み
独身者同士の仲間づくり
NPO法人ボラナビが主催する「お独り様会」は、独身者同士がゆるやかにつながるための会である。北海道と東京を活動拠点としており、活動内容は、毎月の会員向け会報誌の発行や、交流会など会員同士の交流の場の設定である。
お独り様会は、平成23年に北海道庁の補助金の採択を受けて開始された。以前よりボランティアに関する情報誌を発行していたNPO法人ボラナビが、独身者の孤独防止・解消を目的に取り組み始めたもので、同法人の代表を務める森田麻美子氏の独身時代の経験も参考となっている。
会員の入会理由は「友達や話し相手が欲しい」、「婚活の一環」などが挙げられる。会は、気の合う同性・異性の友人がいる事は生きがいにつながると捉えている。会員数も増加しており、独身者同士の交流のニーズの高まりがうかがえる。
現在多くの自治体は、結婚を希望する人を対象に婚活支援に取り組んでいる。しかし、世の中には様々な理由により結婚という選択ができない人や結婚を望まない人も存在する。そのような中、増加する独身者へのサポートとして、友達作りやつながりづくりの視点は必要になろう。単身者の社会的孤立の防止や解消に効果が期待できる。

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