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善意に感謝しケーキを贈る
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ボランティア無料情報誌「月刊ボラナビ」(ボラナビ倶楽部発行)が創刊七年を迎え、長年の支援者二十七社・個人にケーキ券を贈った。
同誌への広告掲載の形で資金協力をした札幌の洋菓子店「きのとや」の長沼昭夫社長(五七)は、「こんな形のボランティア支援もいいでしょ」と笑う。
トイレ掃除で知られる「札幌掃除に学ぶ会」の世話人を務め、年に数回、学校や公共施設に出向いて清掃奉仕を続けている。
「ボランティアをするのは自分のため。徹底的に掃除をすると、心が晴れやかになります。その気持ちよさを体感することで、活動が広がっていくんですよ」
長引く不況で寄付や広告が細り、市民活動団体の多くは運営費ねん出に四苦八苦している。甘いケーキが善意を”気持ちよく”つなぐか―。
(2005年9月26日北海道新聞札幌圏/道央ひとワイド)