朝日新聞出版AERAアエラ(2024年12月23日号)で紹介されました。

妻と離婚した70代以上の男性の本音~寂しさ、友達、パートナー、一人暮らしなど

70代以上の離婚独身男性からいただいた本音です。
別の独身の方々の本音を読みたい方はコチラ

目次

離婚~70代以上離婚独身男性

31歳の時に結婚しましたが、9年半で離婚。理由は相手のうつ。精神面で極端に一日一日ちがう毎日でした。

伴侶と離別しました。長男は大4、二男は高1、三男は中1、と息子たちにあっては、正に母親の心の温もりを必要とする養育期の最中にありながら、一転して父子家庭に…。家庭らしい温もりの中で過ごさせてやれない、侘しい不びん極まりない日々が始まりました。要領を得ない家事の始まりと、早朝4時30分には飛び起きて、息子たちの身のまわり、持ち物の点検、掃除、朝食の仕度、弁当づくり(当時、中・高校に給食なし)、登校の見届け、自分の出勤、そして退勤、夕食の仕度、洗濯…とその日の家事を終えるのは、いつも夜中の12時近く…こうした日々が永く繰り返されて行くこととなりました。中でも長時間かけてつくり、持たせた弁当も、ほとんど手をつけずに持ち帰る日が誠に多く、これは、父、子ともども心を痛め続けた最たるもののひとつでありました。
しかも不幸は重なり、10年後に*本社に勤務中の長男が急死してしまいました。
二男と三男は、父子家庭にありながら、それなりに精進を重ねて(医療系の)大学を卒業し、今は専門職として2人とも病院に勤務し、それぞれ家庭を築き、日々を楽しく過ごしているようです。家庭らしい温もりの中で過ごさせてやれなかったことを不びんに思っていましたから、2人の息子たちの今日を嬉しく思っているところで御座います。
本年は伴侶と離別して20年目、長男が他界して10年目となり、節目の年とも思われます。再婚のお話しをいただいたこともありましたが、息子たちとの絆を第一に考え、「自立するまでは…」とあれこれ考えてしまいました。定年退職の日を迎え、その後の嘱託勤務も終了しました。
今は、毎日がお休みの年金生活を送っております。人生、このままでは終え難く、人の輪の中に入れていただいて、色々なことを学び、エネルギーをいただきながら、燦然(さんぜん)と輝く日々を切り拓いてまいりたいと思っています。

思うこと~70代以上離婚独身男性

“福祉有償輸送”という、外出・移動困難な人を有料(タクシー代の半額)でマイカー利用して送迎するボランティアを始めて丸6年になる。私のお客様のなかで最も大変だと思われる心身障がいの娘さん(養護学校高等部3年)と母親1組をここしばらくはもっぱら担当している。
最初のうちは母親が抱きかかえてリアシートに乗ったが、子どもの体重が30㎏を超えてきたので、車イスのまま乗せられる福祉車輌に私費で替えた。娘さんは言葉も不自由だが、学校の様子などをお母さんが問いかけると親子のあいだでは十分、会話が成立している。時にはお母さんが歌をうたったりして、なごやかな親子のやりとりを毎日(月・火・木・金)、ほほえましく見ることが楽しみであった。自らのすべての負担を当り前のこととして、日々、介護しているお母さんの姿に強い家族愛をみる。19年前に離婚し、家庭をなくした私にとって、身近でリアルな親子の愛のありようであった。この仕事をしてきて良かったと、つくづく思う。3月で学校卒業ということで、私の手伝いも不要となる。ペットロスならぬ「ボランティアロス」に、どう対処しようか?私にとって、今いちばんの課題である。

目は口ほどにものを言う、また、目は心の窓ともいう。しかし、口からの言葉によらなければ、正確な意思は伝わらない。強く言いすぎては気分を害す、気づかいばかりしていては心の内に入りこめず相手を理解できない。“さてどうしたものか”。『自分自身のカラにとじこもらず、自然体でいこう』と思うにいたった。

私は洗礼を受けたクリスチャンではありませんが、読書は好きなので、最近機会があって、聖書を手にして読み返してみました。そこで心に残る言葉が二つありました。
それは「人を裁くな」という言葉と「汝の敵を愛しなさい」という有名な二つです。これを某所で言ったところ、数人の女性に「それは無理」と言われました。そう言うのももっともで、容易でないことは確かですね。しかし、この精神をはじめから諦めてしまっては、世の中の争いが収まることはありません。これも困った問題です。例えば、彼氏や彼女と喧嘩した時にはこの精神が必要ですね。時と場合によるかもしれませんが、少なくても「相手を許す」精神は必要ですね。皆様もどうか「理解と寛容」の精神を大切にして、より楽しいお付き合いが出来るようにしていきましょう。

愛犬マルチーズを先日抱いていたら、突然“クタ”となり死んでしまいました。知人から血統書付きと言うことで、私が60才のときに貰ってから10年以上、寝食を共にしてきた利口な犬でした。人間なら80才で、大往生だと言われました。もし、同じく犬を飼っている方で、小型犬の夏冬の服、遊び道具、排便排尿時の新聞半分大シート160枚、外出する時のケージをもらってくれる人がありましたら無料で譲ります。

私は物事に応ずる時は、その物事の基を解するとともに、義を重んじ、信を通し、互いが等しく和に徹すれば自ずと分を弁え(わきまえ)、常に新しい発想とともに心を養い、潔く身を保てるよう念願しています。

世間には「高齢」「年甲斐」をつけて批評、誹謗する人がいます。私が居る老人ホームにも居るようですが、気にしていません。社会的変革の移行期なのでしょう。

暮らし~70代以上離婚独身男性

5年前、食道ガン手術後、咽喉部に支障を生じました。医師からは、会話を重ねたり、カラオケに参加する等、発声に励む様に薦められています。

定年の年齢を過ぎ、仕事というよりは趣味を楽しむことを中心とした生活をしております。以前の仕事は電子工学や物理学の分野の研究や教育でした。今は読書が趣味の中心であり、物理学も趣味として楽しんでおります。必要にせまられて料理もやり、食材などの買い物には車を使っています。その他、温泉に行ったり、カラオケをやったり、英会話に行ったり、どうやって時間を有意義にまた楽しく使おうかとそれなりに考えています。

十月の声と共に山々はすっかり紅葉し、妙に人恋しい季節の到来です。ふと気がつくと、たった独りで生活するようになって、早いもので七年もの歳月が流れ去ってしまいました。
時が早く過ぎると感じるのは、少年の頃から雑文を書いては各種コンクールに応募するという一風変わった趣味のせいなのか…と反省したりもしています。年金生活に入ってからは、業者の方に宅配弁当をお願いして、朝から晩まで書斎にこもり、せっせと雑文を書き続けてきました。

最近始まった新しいシステムがおすすめです。月980円からの定額制で、契約先の食べ物屋からの連絡で、指定時間に指定商品(賞味期限まぢか)を入手するという双方ともウインウインの仕組みです。私は、おおいに活用しています。参加店は、パン屋、麺屋、菓子屋、惣菜など40店以上!3月には月1,980円にランクアップ(1日2回、月30回までok)したため、主食はほとんど、こればかり!あとは即席味噌汁と調味料程度かな?食べ物を無駄にしないで有効利用することは、とても大事ですね!

若い時は文学青年で、人間としての幅を広げることも大切だろうと考えて、いろいろな文学に親しんだものでした。例えば、印象深く心に残っているものの例を幾つかあげると、20代、30代では、夏目漱石の「三四郎」、「それから」、「こころ」。ゲーテの「ウィルヘルム・マイスターの修業時代」。バルザックの「谷間の百合」、「ゴリオ爺さん」。スタンダールの「赤と黒」などです。また、40代、50代では寺田寅彦の「随筆集」。福沢諭吉の「福翁自伝」、「学問のすすめ」。サマセット・モームの「サミングアップ」、「短編集」。トルストイの「アンナ・カレーニナ」。ドストエフスキーの「罪と罰」などでした。60代以降では自己啓発に役立つものを読んだりして楽しんでいます。

60歳になった時、ホームヘルパー2級を思い切って取得した。すぐサ高住(サービス付き高齢者住宅)に勤務し、65歳の定年まで、なんとかがんばった。その後、今の高齢者共同住宅に勤めたところ、去年、そこの住み込み(宿直の仕事)+食事つき…という好条件をあらためて提示されたので、即決でOK した。そこの住まいが本日のテーマである。~とても狭いワンルーム(6 畳)+ロフト(3 畳)という造り。それまで2DKで、まったりと暮らしていたのと大違い。急ぎ、ベッド、本棚、エアロバイク、マッサージチェアなどをどんどん処分した。ちなみに今回の引っ越し料金は、軽トラック1台(1時間4千円)という安さ。「起きて半畳(はんじょう)、寝て一畳(いちじょう)」と、昔の人は一人のミニマムな暮らしぶり&生き方を言ったものだが、少しは分かる気がしてきたところ。まるで「方丈記(方丈とは一畳四方のへや…四畳半ほど)」の世界のようだ(またまた古いなあ)。時節柄、着なくなった冬物は取りあえずロフトに放りあげて、その後、そこで昼寝をする際に、入居してから取り付けた2本の突っ張り棒に掛けておく。ムダがないやり方…と自画自賛しては毎日過ごしている。ここは東に面した2階なので、明るい日ざしのさす出窓からは、すぐ向かいの野球公園に集まる保育所の子どもたちや犬の散歩に来た人々をながめられ、飽きない。桜もきれいに咲いている。あと2年くらいは、なんとかこの状況を維持して、将来に備えてせっせと励んでいきたい。

寂しい~70代以上離婚独身男性

ひとり生活も、はや4年も過ぎ、2年間のパソコン教室も終了し、話し相手もなくなり、ポッカリと空いた次第です。今は趣味の油絵と、週1回のカラオケで過ごしています。最近は一人言が多くなり、何とか生き方を変えなければと反省しています。

一人暮らしとなって20年過ぎました。若い時は仕事に熱中している事で、一人暮らしの云々を気にする事はほとんどありませんでした。しかし仕事もなく、毎日が日曜日のようになった近年では、 虚しさばかりが気になってきました。さらには孤独死などのニュースを見ると、急に身近な事に思えてくるようにもなりました。
幸い健康には恵まれ、さしあたりの不安はないものの、何をするにも一人であることに楽しさと美味しさは半減し、虚しさ切なさが倍増することが身に沁みるようになってきました。
それを紛らわせるため、観光ドライブ、キャンプ、バイクツーリングなど外に出ることをやっていますが、やっぱり一人の寂しさが募ってきたり、自己嫌悪に陥ることもあります。

友達~70代以上離婚独身男性

一人暮らしです。友人が欲しいです。気が合い相性の良い人と、まずはお友達としてお付き合いしたいと思っています。趣味や価値観なども出来るだけ一致している方が良いと思います。
私の趣味は、まず第一に読書です。少し前に読んだ本に「人間、60歳からが一番おもしろい」というのがありましたが、自分も今後の人生、そのタイトルのように悠々自適の生活を楽しんで行きたいと思っています。
また、家に閉じこもって読書ばかりしているのもよくないので、気晴らしに、カラオケや英会話、ドライブ、温泉なども楽しんでいます。現在は、自分で食べる分くらいですが料理もしています。まずはお友達付き合いから始めて、共通の趣味などを一緒に楽しみたいと思います。

交流の機会を通して、自身の活力を育み、より多くの学びがほしいです。

私はもともと孤独はあまり好まず、楽しくお付き合いのできる関係が周りにあれば良いと思っています。

パートナー・異性~70代以上離婚独身男性

釣り友達やパークゴルフの友達は、それなりにいて、楽しく過ごしています。週1日はアルバイトをして、そこでも会話があり充実しています。しかし、夕方以降は空虚な毎日で、テレビお酒です。時々、弟と呑みに出かけることはあります。冬は、釣りもパークゴルフも無くなるので、春まで淋しい生活となります。子供は3人いて、二女だけ結婚しています。長女も、長男も遠くで生活しています。話し合ったり、時々飲食できる友達(できれば女性)がいると楽しくなれると感じています。

私は人生の晩秋を心豊かに弾力性をもち、悔いなく迎えていきたいと思う者です。
現在は、マンション風の六階建てホームで、部屋には炊事、洗面所、風呂、トイレ等の設備がある2LDKが住まいです。私は独身者ですが、ご夫婦で入居の方もおります。食事はレストランで、三食日替わりで各自予約します。風呂は最上階の大浴場で、展望が広がる夜景を見ながら午後十時まで利用ができます。介護、介助の対応もあり、外出外泊来客もフロントに声をかけて自由な日常生活です。老後を託して入り、健康維持に毎朝体操ウォーキングを続け、また車のドライブ、ダンスパーティーにも良く外出しました。一方、独りぽっちの耐え難い寂寥感がでて、心細い日々もありました。
そこで、現在の物理的快適な日常生活の出来る、このホームを「終のすみか」として担保し以下をします。
第一に、健康保持。毎朝の一時間半のウォーキングと体操。プールでの泳ぎ。
第二に、経済動向に関心を持ち将来の突発的怪我病気、又将来の介護や葬儀等の費用予測と用意。
これらを人生の大切な両輪として実行し、PPK(ぴんぴんころり)を期待して、残りは寂寥感の排除費用です。心を交わせるパートナーと恋や愛を感じ、手を握り、寄り添って、肩や腕に触れて、熟年の恋や愛を輝かせ、輝き、「恋愛の自己革命」をしたい。プロスキーヤの三浦雄一郎さんのお話にも、高齢者も挑戦する心を持てば夢はかないます、とありました。
文才が無くて支離滅裂、誤字脱字にご容赦下さい。

後半の人生を思い切り楽しむために、1人より2人の方が楽しいと思います。

現在一人ぐらしで、カルチャー等に加入して寂しさを紛らしてはいます。でも、音楽や絵、観劇等一人で楽しんでも、いつも孤独です。二人で共に楽しむ事ができたらと、毎日悩む日々を暮しています。

お友達、お茶飲み友達からでも交際したいと思っています。趣味を共有し、共に喜び、共に悩みを打ち明け、話ができる人と、早く人生を送っていけたらどんなに良いかと思う毎日を過ごしています。年令を重ねる程、その想いが強くなるばかりです。若い時と相違して、なかなか結び付けてくれる機関がありません。最初は趣味を通じて、友達からお互いにコミュニケーションがとれて行ければよいと考えております。条件は特にありません。お互いが納得していければ第二の人生をより幸福に送れると思います。

趣味はガーデニング、カラオケ、パークゴルフ、旅行、温泉、ドライブ(道の駅周りしたいですね)。女性も、運転免許証をもっている人を希望します。

今後、心を交わせるパートナーとの出会いがあったら、新しい発想や視点を大切にして、熟年のカップルの燻し銀(いぶしぎん)の輝きを目指したいと思っています。

前向きに生きたい~70代以上離婚独身男性

人生100年を目指して、まだまだ、はつらつと生きたいと思います。音楽やスポーツに興味があります。

人はいくつになっても、人らしい努力を積み重ね続ける生き物と思っています。私、さいわい健体ですので、常に前向きに明るく、強く、しあわせを願って頑張っていきたいと思う者でございます。

ある人の言葉です。人は一生のうちで必ず一度は花は咲く!!若い時に咲くのか、晩年になるか、それは、わからない。私は、今まで咲いたという実感がないので、多分これから咲くのだと思う。残りの人生、とにかく楽しくすごしたい。

お独り様会会員様の寄稿から抜粋しています。

お独り様会

独身の「友達」を作ることから始めませんか

独身者限定で、同性・異性の友人作りを目的とした会です。

未婚・離婚・死別の方々が「友達をつくりたい」「結婚相手を見つけたい」「同じ独身の方と気持ちを共有したい」などの目的で入会し、会報、LINE、オフ会、オンラインコミュニティサロンなどを通して日々交流しています。

会費:月額1,980円
20~34歳の女性は無料

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次