朝日新聞出版AERA(2024年12月16日発売)で紹介されました。

夫と離婚した70代以上女性の本音~離婚経験、友達、一人暮らしなど

70代以上の離婚独身女性からいただいた本音です。
別の独身の方々の本音を読みたい方はコチラ

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離婚経験~70代以上離婚独身女性

満70才を迎えました。現在は週3~4回、卓球を楽しむ日々を過ごしています。高齢の入口に立ち、これまでの人生が走馬灯のように頭の中を駆け巡ります。
私は32年前に地方から、これまでに数回しか来たことがない都会へ職を求めてやってきました。生きるために必死に頑張ってきました。よく乗り越えてきたというような出来事が多くありましたが、2人の子供を残して地方を飛び出してから、一度も再婚ということを考えたことはありません。ですが、友と呼べる人が1人もいないのです。
私に残された人生の灯が、あとどの位、燃えているのか分かりませんが、その時を迎えるまで心の内を話し合って、1つでも楽しい思い出を作りたいです。

私は離婚ですが、その時の苦しみが大きく、今だに人には話せません。職業はナースで、思いやりを持って仕事をし、家事もこなし、頑張ったのに。まじめ過ぎたから、世渡りがヘタだったから、こうなったのかも。望むお相手は明るく健康で、散歩に一緒に行って気楽にお話しが出来る方。宗教は特に無い方がいいですね。

文章は苦手ですので簡単に書かせて頂きます。遅婚で四年間の結婚生活で離婚しました。原因は夫のギャンブル狂です。子供はいません。
わたくしは営業車に乗車して生計を立てました。ハイヤー会社に入社して、運転職員として働きました。その間、仕事のやりすぎでたびたび身体を壊しました。運転は十六年間位しか出来ませんでした。
そのかわり、念願のお家を建てることが出来ました。ハイヤー会社の月給は低額で、家のローンを支払うのは大変なことです。今現在、年金暮らしですが、又これも低年金で大変な生活ぶりです。あまりの苦しさに人生につかれる時もあります。
趣味の家庭菜園は今年で十四年目です。百三十坪を借りていろいろな野菜を作って楽しんでいます。身体が健康な限り、続けて行きたいと思っています。

友達が欲しい~70代以上離婚独身女性

35才より会社勤めと、2人の子育てに追われていました。子供達も独立し、気が付いた時はこの年齢です。今からこの先、少しでも多くの人と巡り会い、一日でも楽しい日々を過ごしたいと思います。

文章書きが苦手なので迷っていました。趣味も少なく、この年齢でも世間のことを知らなすぎます。

後年は特に、人間っていいなぁーと思っています。

人と関わりを持って、独り暮らしの自分に張り合いを持たせていこうと思いました。仕事だけでなく、自分らしくいられる時間を持ちたいと思いました。

仕事、妹の介護のみの人生で、ふと気付くとこの年になりました。一人は自由と孤独で活性化になりません。良い友人にめぐり合えます事を祈っております。

独身同士なら話しが合うと思います。

「無縁社会」。聞きたくない言葉ですが、わたくしも無縁社会の一人ではないかと思うことがあります。親せきは年々減ってゆき、付き合い度合も薄くなっています。とても気の合う仲の良い幼なじみの同性がいましたが、残念ながら他界されました。淋しいです。現在は一人も友達が居りません。今は同性の友達と、結婚は考えていない異性の友達が欲しいです。

一人ぐらしは居心地がいいですが、最近、誰かに寄りかかりたいという弱い気持ちになり、老いてきたのだと思っています。疲れたなァ、とつい一人言をいっている自分に気づきます。あと何年生きるのかわかりませんが、最後のシメは生きててよかったと思える出会いがあればいいなァと思っています。一緒に住まなくても食事、旅行、テニスなど、また、違うことを覚えるのも楽しいかもしれません。自分のために時間を使いたいです。

普段お会いしない方々と楽しく交流できたらと思い、参加しました。 

暮らし~70代以上離婚独身女性

何を書こうかしら。迷ってしまうけど、頭に浮かぶものを文字にしてみようっと。
まずは、シングルは寂しい、悲しい、つらい、恐(こわ)い。電気製品が壊れたり、停電になったり、病気したり…エトセトラ。色々考えてはドンドン心が沈んで行く。5年も過ぎた今は慣れてきて、余り心配しない様にしていて、楽しむ余裕が出てきました。友達探しは、ずーっと続けていて、でも該当者はなく。

悪天候の時を除き、毎日1時間ぐらいの散歩を心掛けています。歩く事は私にとって心身共にリフレッシュ出来ます。散歩コースは2ヶ所、自宅を出て右側のコースにするか、左側のコースにするか、その日の気分で歩き出します。右側のコースは15分程歩くと農道に出ます。農道といっても舗装して有り、道の両側はハウスと見渡す限りの野菜畑がどこまでも続いています。キャベツ・ほうれん草・レタス・カボチャ等、整然と並んでいてそれは見事なものです。私も少しだけ無農薬の野菜を作っていますが、土の色が全く違い、やはりプロの仕事なのだと思います。春には道の片側に蝦夷エンゴサクの花が咲き乱れ、紫のジュータンの様に見え、秋には何種類もの虫が美しい音を響かせて、まるでコーラスのように聞こえます。農作業をしている側を散歩する時は、軽く会釈をして通っていますが、時には手招きして大きなキャベツを下さる事があり、どっしりと思いキャベツを下さった方の優しさを受け取り、本当に幸せな気持ちで歩く事もあります。その先を20分程進むと川が流れていて、水の音を聞きながらひと休みし、今日は下流の方に居るカルガモの親子に会えるだろうか、と自宅を出る時に持って来たパンクズを握りしめながら下流を目指します。以前は3家族のカルガモに会えたのですが、最近上流の方から汚水が流れて来るようになり、カルガモの親子にとって住みにくい環境になってきて残念ですし、淋しい気持ちになります。
散歩後半の楽しみは市営住宅に住んでいる方々が作っている花壇です。今はコスモス、向日葵、彼岸花、その他、色々な花が咲いていてきれいです。日が短くなって居ますが、秋の気配を感じながら楽しく歩いています。

生まれは地方。60才定年で子供達の住む都会に来ました。が?自分の性格はすぐ友達が出来ると思っておりましたが…。なかなか自分一人の力では、友達もできません。

長い間のんびり気ままに美術館巡りや音楽等、スローライフを楽しんで来ました。でも、この辺で自分自身に刺激を与えないと心配な年齢になりました。

一人になって今年で23年になります。仕事一筋に突っ走って来ましたが、体を悪くして10年前に辞めて、健康になってボランティアのお手伝いをしておりました。楽しい事もなくて、このまま私の人生は終わりかと淋しく思っておりました。

お独り様会会員様の寄稿から抜粋しています。

お独り様会

独身の「友達」を作ることから始めませんか

独身者限定で、同性・異性の友人作りを目的とした会です。

未婚・離婚・死別の方々が「友達をつくりたい」「結婚相手を見つけたい」「同じ独身の方と気持ちを共有したい」などの目的で入会し、会報、LINE、オフ会、オンラインコミュニティサロンなどを通して日々交流しています。

会費:月額1,980円
20~34歳の女性は無料

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