朝日新聞出版AERAアエラ(2024年12月23日号)で紹介されました。

未婚で独身、幸せに~未婚女性・男性の出会いや生活のエピソード

20代から70代の未婚で独身の方が幸せを願う気持ちなどを書いた寄稿をご紹介します。

「楽しみたい」「変わりたい」「結婚とは」「前向きに」など、特に独身の方が共感できそうなテーマ別にまとめました。

自分自身と向き合い、人との出会いなどを通して感じられたリアルな声やエピソードがたくさんあります。

目次

未婚で独身生活を楽しみたい

未婚前向き

20代女性
楽しいことをみんなで楽しみたいです。私の簡単な自己紹介です。趣味は読書とジムです。読書は図書館で本を借りてきては読んでいます。なんでも読みます。ジムは、去年から行き始め、だいたい週三回通っています。ダイエットをしたいと思って始めたのですが、今では楽しくって仕方ありません。

30代女性
年齢が上がってきて辛いということもなく、毎日楽しく暮らしています。全く寂しくないと言えば嘘になりますが、自分自身の趣味を楽しみつつ暮らしていけていると思っています。以前と比べてみても、段々楽しいことが増えてきたように感じます。
もし、一緒にいろんなことを楽しめる方がいれば、2倍楽しいかも!?と思います。

30代女性
気が付けば30代、婚期も逃しつつあり、今後もどうなるか分かりません。
しかし、人生を楽しみたいという気持ちが強くなりました。

30代男性
結婚経験もなく、まもなく40代に突入し、考え方を改めることも増えてきました。
人は一人では生きていけません。
肩の力を抜き、今後の生き方のヒント新たな出会いを楽しみたいです。

40代女性
今となっては、誰かと新しい生活を始めるよりも、老後に孤独にならないために友達をたくさん作りたいです。
独身の友人とも「伴侶を探すよりも友達をたくさん作らなきゃね」と言っています。
子供の頃や高校の友達に主婦、母となっている人もいますが、話も合わないので疎遠になってしまいました。

40代男性
10年程前から認知症の両親の介護問題が始まり、7年前には母を、昨年には父を看取りました。
兄弟がいないので、未婚の私は独りとなりました。
これで責任を果たしたと言う気持ちになり、これからの自分を考える余裕が生まれてきました。

50代男性
とにかく「自分から」いろいろやってみようと思い、テニスを始めることにしました。たまたま家から車で10分くらいのところにテニス教室があるので、行ってみようかなと。
テニスは30年ぶりで、当時はまだ20代!今は、還暦まであと2年半!人生いろいろあったけど、あっという間に過ぎていきますね。
これからは「自分のために」生きていくことを優先。それがいつか、人のためになるならば…。

60代女性
去年秋、こちらに来たばかりです。独身最後の生活を愉しむつもりで引っ越してきました。まだ友達も、もちろん親戚もいません。
元来、旅好きなので、独り生活は旅のようなものだ、と考えています。まずは何か仕事をせねばと張り切っていたのですが、そんなにトントンと人生いかず、今、つまずいたままです。いつも心のどこかでイキがっていた私の独り暮らし…。自分の思い通りにはいかないけれど、誰かとこんな経験もシェアしながら生きるほうが人生やっぱり素晴らしい。歩き、食べ、考え、笑い、苦しみ、そして支えあえる誰かさんに巡りあいたい。気楽な友達のままでもいいと思います。

70代男性
短歌です。
・何事も そつなく多才 君なれば 付いて行きたし 共に学びて
・テーブルに 飾りし花の麗(うるわ)しき 生(い)けし花瓶(かびん)も 吾(あ)が作(さ)くなりと
・送られし 墨絵(すみえ)に籠(こも)る優しさは 心に響き 我も素直に
・貰(もら)いし我は アラセブン 送りし人はアラシックス この掛け算に 答えあるらん
・スマホ鳴る 待合室の 片隅で 今着きました、と メッセージあり
・玄冬の 心閉(と)ざして 堪(た)える日の いつの日か来る 春を信じて
・仏前に 手向(たむ)けし花の 今は只(ただ) 冥福(めいふく)祈る 清明な我れ

未婚者にとって結婚とは

20代女性
自分の考え方にばかり固執してしまっている部分があり、悩みや希望について、なかなか素直に表現できないでいます。また、同世代の友人と話してみても、「自分の稼ぎだけでも食べていけるし、ひとりの方が気楽」という見方も多く、そんな中で「結婚が…出産が…」と言い出すことに、気恥ずかしさを覚えてしまっているこの頃です。
そうは言ってもやはり、私にとって大事なことです。世代や性別を超えて幅広い価値観や経験を実際に聞く機会があれば、とても励みになります。自分のこころの成長にも繋がると思うのです。それと同時に、私自身も、どなたかの力になれたら…すばらしいことですよね!

30代男性
現在婚活しています。
婚活市場は盛り上がっているようですが、結果が伴っている方はどれくらいいるのでしょうか。
調べてみると、本当に少ない結果となっているとのことでした。
婚活に参加するとよく感じるのは、婚活システムのようなものに動かされている様な気がします。
それなりに楽しむことはできますが、同時に時間を消費しているとも思います。
市場に取り込まれていく消費者でいることを、望んでいるわけでもありません。

30代男性
あと数ヶ月で36歳なのですが、ついに婚活を始めます。
結婚できなければ「あぁ、自分は哺乳類のオスとしてこの程度なんだな…」という人生の落とし所エビデンス)を得ることができ、できることとできないことの境界線は、今後の人生の指針になってくれると思います。

50代女性
12月生まれですが、寒さに弱くハワイが大好き。20年以上前に一度友人と行ったきり。メディア等でハワイを見聞きするだけで気持ちが弾みます。結婚してハワイに住むのが夢…。
テレビでスピリチュアル相談の方がDV夫の相談者に「今の貴女を作ったのは貴女自身。このままなら独りぼっちになりますよ。仕事をして生計を立て、自立しなさい」と話されていました。
それを見た時、私は求職中でなかなか仕事も決まらず、腱鞘炎(バネ指)になり、両親亡き後、独りぼっちで心身弱っていたので心に刺さりました。
母が長所を伸ばして、父が短所を転じてくれて、元気で明るい自分が居たんだと思いました。
人の言葉ひとつで気持ちが揺れるのはまだ未熟者です。
さっ、今日は髪を切って気分転換!運気を変えよう。

50代男性
五十七年間、縁あって地球という場所に生まれ、そして生かされております。
私はそんな硬い人間でも、堅物な人間でもないと思い、生きて来ました。
恋愛も大、中、小経験させて頂きました。
結婚を考え「恋は盲目」だったときもありますが、若かったんですね、きっと。
今は縁があった人が幸せだったら…それでいい、そんな感じです。
殺伐とした世の中でありますが、「先に人のためにやり、後に自分のために」をモットーにしております。これからも社会貢献に取り組んで参ります。生き方としては、チャップリンです。

70代女性
移住してきて六年になります。それ以前(戦前)は新宿区に暮しその後(戦後)は世田谷に居住し、その後12年間は熱海に暮らしました。
秋十月頃に早咲きの桜が咲くような所から、半年は真白な雪の世界になる北国への移住は大きな覚悟でした。長年暮らしている姪、甥が私の独り暮らしの先々を心配して招いてくれ決心しました。
その頃は実姉も元気でいましたし、最後の段階を看てあげることが出来ました。
先の馬鹿げた戦争で空襲など苦難に逢いました。終戦後、交際した人は何人かおりましたが結婚に至る人には巡り逢いませんでした。
長年、*を学び教えてきました。世田谷に居た頃はまだ子供も沢山いて、一週間はフル回転の忙しさの日々でした。現在も*地区センターで小グループに*の楽しさを学んで貰っています。又、*の研究家としてもまだ現役の役目を持っています。
教えることは自分も又学ぶ事につながり、それは生き甲斐でもありますが、今の様に思わぬ災害が何時降りかかってくるか解らない状況の中で、もしかして心の通じ合う心優しき人と巡り逢えて、語り合ったり美しい音楽に耳を傾けたり、小さな旅に出かけたり出来たらどんなにか幸せが広がる事かと思います。
私も十分優しさや誠実さを持っているつもりです。年齢からは大変厚顔な事と思いますが、幸い、私はすこぶる健康で周囲の人達からも若く見られています。

未婚の今、自分の世界を広げたい

20代女性
登山にランニングにスポーツ観戦、と何をするにも、社内がメインでした。でも少し勇気を出して視野を広げるきっかけが欲しいです。社外の方から色々な刺激をもらいたいと思っています!

20代男性
仕事ばかりでも充実した日々ではあるのですが、友人が居た方が今後の人生は素晴らしいものになるでしょう。

30代男性
アラフォーと呼ばれる世代ですが、人生100年時代と言われる中、まだ半分も過ぎてません。これからの人生を充実させるためには、様々な人との雑談を通して、新しいネットワーク積極的に作っていくことが大切だと思うようになりました。

50代女性
一日、一ヵ月、一年がとても速い。毎年その速さは、スピードを増している気がします。
老後には、友達、恋人、仲間が多いほどあかりが灯ります。
たとえパートナーがいないとしても、代わりの役を引き受けてくれる人が必ず見つかり、見つけられるはずです。
それは、少しの努力と明るい前向きな考え方、笑顔、思いやりだと思います。
黙っていても空から幸せは降って来ません。
でも、事故、病気、身内の不幸、災害等々は、いつ自分の身に降りかかるかわかりません。
誰だって明日は分からないし、納得いかない事の方が多いのも現実です。

70代女性
長いようで短かった45年余りのお勤めも終わりとなると、寂しいような、ホッとしたような複雑な気持ちでいっぱいです。もう人生が終わったような気持ちでした。勤めていた時は会社とのつながりがもてて、あまり寂しさがなかったように思います。今は毎日家の中に一人ポツンといて、話す人もなく「うつ」になりそうです。
テレビ体そうをして、毎日朝早く散歩に出て、リスを見かけたり鳥の声を聞いたりして少しホッとしています。
残された人生、心豊かに充実した毎日を送るために、人と人とがつながることで暮らしを楽しもう。社会とつながるためには自分からドアをたたかなければと思いました。残る人生、有意義に独身者同士が緩やかにつながることで、今を前向きに楽しめるように生活をしていきたいと思っています。

独身の仲間が欲しい

20代女性
もう数年前になりますが、とても辛いことがありました。しかし、今は笑っている私がいます。そして、食事も「美味しい」と感じている私が確かにいます。あまり社交的な性格ではありませんが、色々な方とお話ししたいです。

30代女性
一人ひとり自立した人が、他者に依存したり支配したりすることなく、健康的につながることのできる絆、そのような絆・仲間がたくさんいれば、たとえ家族が不在な存在であっても、生活が豊かになるような気がします。

30代男性
何でも話せて気の合う人っているのかな?
日々ぶち当たる喜怒哀楽の経験と感情。
それら胸の内を素直に明かせて励まし合えたり、喜び合えたり出来る人がいたらと思います。

30代男性
いい人との出会いは、それ自体が楽しいことだし、仕事にもいい影響を及ぼしてくれる、とこの年齢になって思うようになりました。

50代女性
独りで生きていけないこともない。けど、人間は決して独りでは生きていけないんじゃないかと思います。
老若男女問わず、人と人との繋がりがあってこその人生ではないかと。同じような思いを心に持っている方と思いのうちを分かち合いたいと切に願っています。

50代女性
人生、先は誰にも分からない。
だから、毎日、今を大切に生きていきたいですね。
独り身だけど、大切な人はいるから、元気でいたいと思います。
寂しい者同士というよりは、自由に動きやすい者同士、より人生を楽しく温かく、過ごせる相棒がいたら良いですね!

60代女性
ひとりが好き、ひとりが嫌い、という言葉をラジオで聴きました。私は、独りが好き、独りが恐い、です。
あっという間に還暦を迎え、あと数日で61歳。今まで何をして生きてきたんだろうと振り返っても、何も戻っては来ない。独りきりを思い知らされるだけ。どんなに恐くても前を見て行かなくては。
野球観戦に行くようになり、ただ、その際お付き合いしてくれる友人は一人しかいないので、その人が行けない時はおひとり様で応援。その時はやはり、おひとり様は淋しいと痛感させられます。スポーツ観戦、食事等々、家族の方たちに気兼ねなく、気軽に声をかけられる友人が出来ればと思います。独りには慣れていても、やっぱり、独りは怖い。

60代女性
不動産管理の仕事をして、気がつけば60を超えていました。好きで選んだ仕事ではありませんでしたが、家業でもあり、精一杯やってきました。年齢の自覚もなく、まだまだ若いつもりが、まわりをみると孫がいる年齢らしいと気がつき、人生、これでよかったのかと思う気持ちになりました。男性の経済力、社会的地位に依存して、甘えて生きる女の人が嫌いです。同性、異性問わず、仲間として、たくさんの出会いが欲しいです。

60代男性
定年になり余暇を持て余しております。人と触れ合わない寂しさを感じています。周りは妻だの子だの孫だのと幸せそうな人ばかりがいるようで、寂しさも一層、感じてしまうこの頃です。同じ様な境遇の人と知り合えたらと思います。

自分が変わりたい

20代男性
結婚を考えて交際していた人との別れがありました。理由は相手の裏切り…その辛さは文章では表現できません。1ヶ月半で体重が15キロも減りました。でも、ここで、ただただ辛い思いをして終わってしまったら負けだと思い、今までの自分を変えようと決意しています。

30代女性
社会や人とのつながりを持っていないわけではないにもかかわらず、時折ひどく孤独を感じます。
足るを知る」ことができない自分が駄目なように感じ、自分の中の何かを変えていく必要があるのではないかと薄々分かってはいます。
あまり深く考え込まずに、楽しく人と関わることができるようになりたいです。

30代男性
10年、20年と時間を重ねた上に、今の自分の価値観や考え方があるのだと思います。
年齢を重ねる度に人生の難易度は上がり、変更は不可能になっていきます。
でも、学校が、会社が、社会が、親が…と外に原因を作らず、自分の人生の責任を自分で引き受けることができる中年になりたいと思います。

50代女性
今度…今度と思っているうちに、いつの間にかどんどん歳をとってしまった。
独りぼっちでいる時…私は誰にも必要とされていないんだなーと感じてしまう!
こんなんじゃダメだから、“”が変え時だ!と一念発起!

50代女性
独りきりの食事の後片付けを終えて、すぐに就寝の支度をするのもつまらなく、少しだけ椅子に腰をおろしてホッとしたかったのでしょう。
座ってテレビのチャンネルを変えると、白い両肩も露(あらわ)なドレスを着てすっくと立った山本潤子さんが、画面の真ん中で歌いだしました。
歌は学生の合唱曲でよく歌われる「翼をください」。私には13歳の頃を思い出す歌です。
艶やかに、きらびやかなライトの下で、充分に大人である山本潤子さんにしっとりと歌われる思春期の歌は、懐かしい気持ちを超えて、私に別な気持ちを呼び起こしていました。
あの頃。思春期は心の不自由さに、この歌の祈りの心を重ねていたはず。なのに50歳になった今、「翼をください」の歌詞に、涙が浮かぶほど切実に祈っている自分を見つけたのです。
ひとり、部屋の中でぼんやりと打たれる自分の姿を、祈り届く天上の人がいるならば、どんな目で私を見ているのだろうか…。
子供の頃の不自由さはなんだったのだろう?翼がほしいまでに願った幸せとは?
そして今の私は幸せだろうか?私は今までの道を翼で飛んできただろうか?
方向を見失い、さ迷った?方向さえもはっきりしていなかったのではないか?
わきあがる自分への疑いと痛み。そう、私は流されてきた
充分とは言えないまでも無事すごしてきた。でも人生の答えが見えない。
「今」ほしい。私は「今」翼がほしいと思いました。翼とは勇気と熱意。生き生きと羽ばたく力、エネルギーそのもの。今後の人生を生き抜く目標を得て、翼を思いっきり羽ばたかせたい!
歌い終えた山本潤子さんは、瞳も頬も唇も輝き、美しかった。

50代男性
今までの人生で、人並みに恋もしたし、異性から思われもしました。
今この年になっても、若い女性に淡い恋心を寄せることもあります。
そんな時、「あぁ、あと20才、いや30才若ければ」と思うことしきりです。
私を好きになってくれた女性たちは、決して美人とは言えず、私はどうしても外見にこだわって、申し出を断ってしまいました。
今となっては、人間として尊敬に価する女性も何人かおり、女性以前に人間を見る目のなかった自分を反省しています。

未婚の自分の心がけ

40代女性
毎日、笑顔を欠かさないように、頑張っています!

40代女性
病院に勤務しております。高齢者の病院のため、当院で亡くなる方が多く、日々そのような状況の中で仕事をしていますと様々な思いが浮かんできます。
例えば、誰かのお世話ができる日を1日でも長くしたいとか、どのような最期が自分にとって最良かとか、今できることを精一杯やろうとか…。
結局は、健康な身体を維持する事が、この先自分がやりたいと思う事を実現するために最も重要であると感じ、日々過ごしています。

50代女性
これからの日本は、ますます高齢者が増えて、充分な福祉サービスは期待できなくなるかもしれません。
もし期待できたとしても、将来老後は、なるべく介護介助なしで元気に生活できるように、今から自分に合った健康法を生活に取り入れていきたいと思っています。

60代女性
誰かの「心地よく生きようと思ったら、やりたいことを真っ先にやる」との言葉を思い出しました。私の知らない分野の方、いろいろな経験・知識を持った方や年代の違う方との出会いにより、つながりを持つことで見聞を広げ、自分が少しでも向上できるようにと思っています。アンチエイジングの精神で週に2度程、ヨガ、ストレッチをして体を動かしています。

60代男性
みなさん、スポーツは観るもの、するもの、どっちですか?私は今でもウォーキングとジョギングを体調不良でない限り実行していますが、5月下旬~7月下旬の 2 ヶ月間、右足関節痛になり、かばっていたら親指・踵・腓骨筋(はいこつきん)etc.連鎖痛でした。治るのに時間がかかるのは、やっぱり「年」かな。

未婚の今を前向きに

40代女性
最近さらにナイナイづくしに拍車をかけ、人生遠回りどころか大きく脱線
今、心境的にはキツイです。
不安いっぱいで過ごす時間はモッタイナイけれど、長年身に付いたクセ。
もうこうなれば特技。
宣言しちゃいます!
過去を引きずり、悩み、立ちつくすのが得意
他の誰にも負けません!(笑;)
…と、自分がどんな状態でも冗談など言うのは、これまた性格(汗)。

40代女性
「ひとり」というと寂しげ=深刻に聞こえますが、何事も深刻にならぬよう、笑えるような、おもしろ、おかしい方向へ持っていけることが、明るく過ごせるコツなのではと思います。

50代男性
人は、ほんのちょっとのことで頑張れるもの。そして、ほんのちょっとの優しい言葉に励まされるものです。これは、二年程前に手術で入院した際、担当してくださった若い看護師さんと接して気づかされた事です。
独りの人生は、ある意味、自身が望み選択した道ですから、後悔もしていませんし、特段不幸だとも思ってはいません。おかげさまで現在は元気に暮らしてもいます。
あと、ほんのちょっとの何かが有れば、私はそれで十分満足なのです。たくさんのものは要らない。その、ほんのちょっとの何かを見つけたい。
現在50歳。まだまだ人生これから。多くの方の心の中の言葉に触れ、考え、学び、良き一年を過ごせたらと思っています。

50代男性
身も心も軽くして、戸外へ出てみましょう!
私の心は、すでに毎日半袖です(笑)
もし今日、哀しみの内にあったとしても、中島みゆきさんの歌のように、そんな時代もあったねといつか話せる日が来ます。
あんな時代もあったねと、きっと笑って話せる日が来ます。
空の青さを見つめてみましょう。
そして「元気ですよ」と言ってみませんか。
一緒にドアを出て、一歩を踏み出してみませんか。
心のままに、新しい道を歩き始めてみませんか。
あなたも、私も、きっと、だ・い・じょ・う・ぶ。
みんな違う人生。
みんな違って、みんないいのです。
「われら、青春!」
皆さんの明日が、私の明日が、今日よりもほんの少しでも素敵な一日になりますように…。

60代女性
「独りで寂しくはないか」と問われても、独りは寂しいものと割り切って生きてきました。独りの思いは独り同志でなければ理解出来ないと思うことが多く、本音を言うことはありませんでした。無縁社会、買物難民など悲しい言葉を耳、目にすることの多いこの頃ですが、独りでも多方面で活動、活躍されている多くの人達もいらっしゃいます。

60代男性
私の好きな「坂村真民」の「二度とない人生だから」の詩をお贈り致します。
二度とない人生だから
二度とない人生だから 一輪の花にも 無限の愛をそそいでゆこう
一羽の鳥の声にも 無心の耳をかたむけてゆこう
二度とない人生だから 一番身近な者たちに できるだけのことをしよう
貧しいけれど 心豊かに接してゆこう
二度とない人生だから つゆくさのつゆにも めぐりあいのふしぎさを思い
足をとどめてみつめてゆこう
二度とない人生だから 昇る日沈む日 まるい月かけてゆく月 四季それぞれの
星々の光にふれて わがこころを あらいきよめてゆこう

未婚の自分にとって幸せとは

20代女性
人は一人一人違うのだから、会ってみないとわかるわけがないんだったな、と改めて思っています。もう再会は無い方とお話するのも一期一会で、それはそれで楽しいものな気がします。

20代女性
結婚もしてなく、恋人もいなく、病気ばかりしています。この原稿書いている今も風邪を引いています。でも、人の思いを読む中で、人って色んな人生があっていいんだなぁって思えるようになりました。そのことを伝えたく、そして感謝しています。ありがとうございます。まだもう少しの間、楽しく、そして色んな人の人生に触れて色んなことを感じたいと思っています。

20代男性
私は調理師です。素敵な結婚生活をおくる男女が多くなれば日本の景気はよくなるはず!という思いがあります。自分と知り合った方々がより素敵な出会いを得るためのキッカケ作りのお役に立ちたいと考えています。自分自身も独身のため、自分の出会いのためというのが無いと言うと、嘘になりますが(笑)

30代女性
最近まで1年半、自宅療養生活を送っていました。その中で、人との繋がりについて考えさせられました。人間関係も変化し、今までの人間関係が利害関係やライバル意識にウエイトが置かれたものだったかなと感じられる出来事もありました。健康だった頃は「自分は独りで生きていける」という傲慢(ごうまん)な考えがありました。でも、この療養生活を支えてくれた人達の中で、「人は独りでは生きてゆけない」と言う事を思い知らされました。

30代女性
一人一人が、その人らしい本来の笑顔で輝けるように、そして自分自身もそれを通して笑顔で日々に感謝しながらたくさんの人と関わり過ごしていきたいです。

30代女性
最近、図書館で、ふと目が止まり借りた本が、マザー・テレサの「愛という仕事」という本でした。
人間にとって一番辛いことは、自分を必要としてくれる人、気にかけてくれる人がいない孤独という海に冒されること…と書いてありました。
普通に食事ができて、眠るところもあり、会話をして笑い合える存在がいることが当たり前と思って生きてきたかもしれません。
自分自身の「怠け者」の改善と、人のために小さなことから行動していくこと…を目標に生きたいです。

30代男性
20代の頃にお付き合いをしていた方を自死で亡くしました。
10年以上、彼女のためにと思って1人でいたのですが、自分が幸せになったほうが亡くなった方のためにも、自分のためにも良いと思うようになりました。

30代男性
この世で本当に恐ろしいことは、何かをした実感のないまま、あっという間に100歳になっていることです。100歳で今わの際を迎えた時に、自分で考えて自分の人生を選択したという納得感を持っていることが、幸福な人生だと思います。
「結果は誰にも分からないから、悔いが残らないほうを自分で選べ」という考え方です。

40代女性
将来はコミュニティカフェとか、人が集うことができる空間に何らかの形でかかわりたいと考えています。
近所の人で集まってお花見に行ったりとか、一緒にテレビで高校野球を見て地元の代表校を応援するとか、大みそかの晩に一緒に食事をして紅白を見るような、(私も体験したことはありませんが)昔の長屋みたいなイメージですかね。
今はその夢に向かって自分が何ができるのか、必要なものは何かをぼんやり考えているところです。

40代女性
幸せとは「お金持ちになった」とか「好きなブランドの服を買った」とか“物質的な豊かさ”というよりも、「自然を見て同じ気持ちを共有できた」とか、「不安な気持ちを話したら心が救われた」とか「信頼感を得られた」とか、“精神的な豊かさによる幸せ”ではないでしょうか。
笑いと価値観が似ている人と出会いたいです。

40代女性
少ないながらも生きていけるお金に感謝し、日々の食事が与えられ、住まいが与えられていること。
ちょっとした喜びの数々で「今日は、だし巻き卵がきれいに焼けたなぁ」とか、鳥が2羽寄りそって木にとまっている姿に温かさを感じたり、バスの運転手さんの、下車時に「お仕事お気をつけて行ってらして下さい」というアナウンスに力づけられたり…。
今晩は、月も星も澄んだ空にとてもまぶしく輝いていました。
こういうささやかなことを日々の中で積み上げて喜べたらいいなぁと思って暮らしています。

40代男性
大病を患いました。
心筋梗塞で心臓の機能の97%が失われてしまったことがありました。
それまでの私は自分勝手な生き方をしていました。
毎日がどうでも良いというような生活を送っていました。
病気を抱えてからは考え方が変わりました。
手術は4回して2回失敗しました。普通2回も心臓の手術を失敗した場合は、確実に「死」を迎えると思いますが、なぜか生き延びました。
自分は「生」というものにあまり執着がありませんでした。
父親を19歳の時に不慮の事故でなくし、母親も今から9年前に酔払い運転の車にひき逃げにあい、生きていてもあまり良いことが無いと思っていたからです。
幸いなことに、この不景気の中、仕事はあります。それなりの収入もあります。でも「生」に執着することはありませんでした。
その後自分自身が大病を患いました。
手術の同意書にサインをする度に、「死」は確実に近づいていたはずでした。
しかし「死」は私を避けていきました。なぜかはわかりません。
これは「生きよ」という何か大きな力が働いているのではないかと考えるようになりました。
私は神や仏は信じません。
神や仏がいたならば、父も母も嫌な目に逢わなかったはずです。
私自身も大病を患う事も無かったでしょう。
生かされた」以上、適当な生き方をしてはいけないと考えるようになりました。
常に真面目に誠実に生きなくてはならないと考えるようになりました。
そしてできれば、この与えられた「生」を社会のために使いたいと思いました。

40代男性
人はなぜ生きるのか?
それは幸せになること。これに尽きると思います。
傷つき傷つけられ、それでも生き抜くには人との関係が必要です。
どうせ生き抜くなら、少しでも楽しい方がいい。
先ずは楽しむこと。
温もりが欲しいです。

未婚の自分の日常

20代女性
現在息子と2人暮らしの未婚の母です。休みの日は息子と出かけるのも楽しいし、たまに実家に子どもを預けて1人で息抜きしたり、とわりと自由に暮らしています。もともと1人でどこでも行ける性格で、特に寂しいと思うこともないのですが、本当にこのままでいいのかなと思うこともあります。学生時代の友達ともどんどん疎遠になっていき、日常のちょっとしたことを話せるような友達ができればなーと思っています。

40代女性
私の飼っている魚はアカヒレという名のメダカサイズの小魚。ヒレの先が赤い温帯魚です。
丈夫で手のかからない魚は一人暮らしに最適。
とても小さな同居魚ですが、部屋に何かいるな~という気配が日々の潤いと支えです。

50代男性
春には、どこからか舞い込んできた雑草だと思っていた草々が、狭い庭のあちこちで次々と小さな綺麗な花を咲かせていました。
決して理想的な場所でなくとも、そこで確実に結果を残すその姿は、人生においてなかなか結果を出せない我が身と比べた時、学ぶべきことが多いと感じました。

60代女性
この頃、心の空洞が少しずつ埋まってきている。ライフスタイルを少し変えてみた。そんなに大袈裟な事ではないが、面倒がらずにご飯を作り、少し丁寧に新聞を読む。品数は少なくても、美味しいものにこだわっている。
レパートリーは、恥ずかしながら、みそ汁と煮物、炒めものくらいしか作れなかったが、今は食べたいなと思う物をイメージングし、わからなければインターネットで検索、コツを掴めば意外に簡単…しかも美味しく出来上がる事を知った。
化学調味料は昔から苦手で使わない主義だが、最近、旨いダシの出る破格な利尻昆布と出会い、とても重宝している。利尻島からの取り寄せだが、まとめて取る。
茶わん蒸しが大好きなのに、なかなかひとり分を作る気になれないでいた。が、嘘のように簡単、旨い。フライパンで充分イケる!3食分ぐらい作って、次の日に又食べる。飽きない…食の充実でこんなにも満たされるとは…レパートリーが広がるとは幸せな事なのだ。
それと、この年になって、政治、経済が楽しくなってしまった。新聞をバカみたいにじっくり読んでいる。今までは簡単に通り過ぎた部分。深読みし始めると背景が広がりハマってしまう。疑問百出、誰か深く教えてほしい。
それと、日本人は自国の歴史を知らないとよく言われるが、世界史をもっと知りたいと思っている。それと旧約聖書、あの分厚さとビッシリ感に、長年なかなか挑戦できないできた。私はクリスチャンではないが、教会その物が無性に好きだ。あの空気の中に身を置いているだけで、幸せに満たされる。それはもう理屈抜き…あんな空間、どこにもない。
徒然なるままに色々書いてしまったが、今年は、どんな自分がいるのだろう?

未婚で思うこと

40代女性
既婚者も、わりと人に囲まれている人も『基本はひとり』。
パートナーがいても 「ものたりない」「寂しい」という人いますよね。
どんな状況に置かれていても、ひとりひとりが『今』をどうとらえ、どう選択し、今日をどう過ごすかで大きな違いが出るのだと、つくづく思います。
(私はヘタ!まったくもってヘタ笑)

40代男性
立場上、経営者の集まりによく参加します。
43歳で独身というと「いいなぁ」など、からかいのネタ。
世の社長というのは、まだまだ年配者が多く、「いくら晩婚の現代でも、40代半ばまで独身とは」と真剣にあきれる方も。口の悪い人にかかれば「あいつは男として欠陥があるのでは」「ゲイじゃないのか」というのも(笑)
そうした諸先輩の中で、未婚の私は「独身」の代名詞のような扱いになります。
一方で、死別・離婚による「独身」は、少なからずいらっしゃいます。
結婚というステップを通過した点では、未婚の「独身」とは異なります。
死別・離婚でもお子さんがいらっしゃる場合は、「独身」といっても実際に独りではない場合もあります。
不安定な経済情勢の中で、社員を養い、親の面倒を見て、さらに伴侶と彼女の実家、子供の養育。
それをすでに若くはない今からこなすのかと思うと正直、気が遠くなります。
結婚式、新婚旅行…その辺から早くもつまずきます。
子供は好きなので、結婚はしたい。
しかし誰でもいいとは今さら考えられない状態に陥っております。

50代女性
人とのコミュニケーションや会話はとても大切なことと自覚しています。会話をすることで気持ちも晴れて、活力が湧いてきます。

お独り様会会員様の寄稿から抜粋しています。

お独り様会

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