コロナ禍で2020年は婚姻数が大幅減~出生数にも影響


厚生労働省の統計によると、2020年の婚姻数は前年を大幅に下回る見通しです。
コロナの影響などが要因とみられており、出生数の減少にもつながると予想されています。

婚姻数の最近の状況をお伝えします。

2020年の婚姻数は大幅減少

厚生労働省の人口動態統計調査の速報値によると、2020年1月から11月の婚姻数は49万2,908件で、前年同時期の56万5,365件に比べ、12.8%減少しています。

5月が前年比約65%減、9月は約30%減と、特に減少割合が多くなっています。

婚姻数・出生数年次推移グラフ
厚生労働省・人口動態統計調査を元に筆者作成

婚姻数の1947年以降の年次推移をみると、1972年がピークで、以降、減少傾向となっています。
2020年の速報値は11カ月なので、これを12カ月分に換算すると53万7,718人となり、1947年以降で過去最低値となりそうです。
これまでの最低値は2018年の58万6,481件でした。

2019年は、「令和婚」ブームの影響などで7年ぶりに前年を上回りましたが、2020年は大幅に減少しました。

婚姻数の減少は、新型コロナウイルスが要因の一つ考えられています。

2019年の婚姻数の増加についてはこちらの記事もご覧ください。

婚姻数の減少は出生数にも影響

また、婚姻数の減少は、出生数の減少につながることも懸念されています。

出生数の1947年以降の推移をみると、1949年と1973年の2つのピークがあり、1973年以降は減少傾向にあり、婚姻数と似たような動きとなっています。

2020年速報値では、2020年1月から11月の出生数は49万2,908件で、前年同時期の87万8,103人で、前年同時期の90万887人に比べ、2.5%減少しています。

シンクタンクの日本総研が2020年10月の速報値等を元にした予測では、「2020年の出生数(日本人)は、前年比1.9%減の84.7万人となる見通し。1974年以来続く出生数減少の流れは食い止められてはいないものの、2019年にみられた大幅減少には一旦歯止め」としています。
また、コロナ禍の婚姻率の減少について「2021年以降の出生数のさらなる下押し要因に」と予測しています。

参考:「コロナ禍で加速する少子化ー2021年には出生数が大幅減」(日本総研・2020年12月01日)

まとめ

戦争に男性が駆り出されたせいで結婚できなかった反動が戦後(1945年以降)に結婚ブームを起こしたり、令和婚による結婚ブームの前(2018年)に婚姻数の減少が見られたように、 増加や減少の前後には反動が起きるものです。

しかし、コロナの終息が見られなければ、婚姻数を戻すのは難しいかもしれません。コロナで結婚式を延期や中止したカップルの多さが報道されています。

このまま延期を続けるか、または、式は保留にしたまま籍だけ入れたり、オンラインで式を挙げたりする人が増えるかもしれません。 今後の婚姻数の推移が気になります。


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