朝日新聞出版AERAアエラ(2024年12月23日号)で紹介されました。

夫と離婚・妻と離婚後の仕事・退職

離婚は仕事や退職後の人生にも影響を与えます。

ここでは、「離婚と仕事や退職」というテーマで、離婚を経験した独身の方の生の声をご紹介します。

「離婚がきっかけで天職を見つけた方」「リストラに震える方」「仕事にがむしゃらに取り組む方」「仕事だけの人生に疑問を感じる方」「退職後の1人の生活に不安を感じる方」など様々なエピソードが満載です。

目次

離婚後の仕事

40代女性
離婚後、私はこれから何をしようかと考え、たまたま子どもに障害があり、その関係から福祉の知識が増えていることに気づきました。
この経験を生かして保育士になりたいと思い受験資格を調べたら該当したので、去年から保育士の国家試験を受けてます。何十年ぶりの勉強に頭から煙がでます(笑)
でも昔、私が子育てで流した涙をもう他の人には流させたくはないです。その思いもあります。
勉強し始めると他の資格も気になり、今は簿記と行政書士の勉強もしています。これも知らないよりは知っていた方がいいので楽しいのと、もっと早く知っていたらと悔やむこともあります。特に法律は身を守る知恵ですね。
ようやく私も自分の人生を遅咲きながら歩み始めています。

40代女性
四十九才女性です。
四年前に離婚をして、現在は実母と二人暮しです。
リストラに震えながら、(あと十年、どうか働かせて下さい)と、心の中で願いながら勤務しています。

40代女性
46歳女性。結婚してたことはありましたが、 前に解散しました。
現在、おひとりさまです。
としのわりに元気?だと思います(苦笑い)
大学卒業以来、ずっと働き続けてます。人を相手にする仕事をしているため、仕事づきあい以外の友人が作りにくい環境にあります。
結果、プライベートではどこに行くにも何をするにも一人…という状況が続いていて。
楽しい出会いが欲しいです♪

40代女性
仕事と日常生活に追われていると、どうやって息をするのか忘れてしまいそうです。

40代女性
離婚して早いもので10年。
40歳を過ぎてから生活を安定させたくて、資格を取るために学校へ通い、卒業資格を生かし就職。今この歳になってやっと天職にめぐり会えた気持ちです。
子育て、学業、仕事…折々必死でやってきましたが、子どももそろそろ独立する年になり、私は私で自分の世界を持ってもよいのかなと思うようになりました。
私は話しを聞くことが好きです。いろいろな方とお話ししてみたいと思っています。

40代女性
子育てと仕事であっという間に時間が過ぎて行きました。
空が青いのも落ち葉が赤いのも何も感じる事ができない位に…。
これからは、自分の時間を持ってもいいかなぁ?

40代女性
本来、人と会い、話す事が好きなこともあって、人との交流が減っていくと同時に喪失感や孤独感を強く感じるようになりました。
「将来は人と人の絆づくり、一人ぼっちのない街づくり活動に励みたい」という夢を持ち、40歳を転機と思い、今春より通信教育で精神保健福祉士の勉強に励んでいます。
勉強は大変ですが、学ぶ中でいろんな方々の心に寄り添い、地域社会に働きかけることができる存在が今後必要になる、と実感しております。

40代男性
人生を失敗し、離婚してから12年目。
仕事も色々転職していたところ35歳過ぎになって、自分のこれからの人生を考えて、ふと資格の勉強をするようになりました。35歳転職限界説と巷(ちまた)で言いますが、自分としてはチャレンジすることで、自分をチェンジ出来て、人生のチャンスが来るかもしれない思いでした。頑張って平日は仕事、週末は学生を5年間やりました。
お独り様だから自炊・掃除・洗濯もしながら勉強することもあったけれど、資格を2つ取得することが出来、昨年秋に念願だった独立開業出来ました。

40代男性
会社と家
の往復生活にふと寂しさを感じることがあります。

50代女性
離婚して8年になります。
無我夢中で仕事をしてきて、気が付いたら家と職場の往復の毎日でした。

50代男性
23年勤務した会社を、早期退職しました。
数か月は、長年続けてきた仕事からのリフレッシュや仕事のため出来なかった事を整理する時間と考え、自由な毎日を解放感を感じながら過ごしてきました。
しかし、日が経つにつれ、会社人間であった自分が仕事場で冗談を言ったり、お客さんと話したりという事がなくなり、社会から自分が遊離していると感じるようになりました。

60代女性
わたし、結婚はもう懲り懲り(こりごり)。性の別なく一人スタイルで生活する方とお友達になれたら、豊かな交流ができるかなと期待しています。
事業を起こし、運営しながら、男性社会の義理人情に包まれ、同年代の男性による女性を卑下する態度に憤慨することもあります。けれども、仕事を続けなければ食べてはいかれないし、将来の年金額にも影響するからますます忙しく仕事をします。

60代女性
長年住んで居た地から、3年前に移って来ました。定年までと思っていた職場(病院で看護助手)が閉鎖してしまい、この年では就職もなく、悩んだ末に決心して来ました。こちらで就職も出来、なんとか都会にも慣れて来た所です。
こちらで友達でもと思っても、出会いもなく、隣近所と思っても、なかなか声を掛ける勇気もなく、家と職場の繰り返しです。このまま年を取って行くのも寂しいかなぁと思っています。多くの人達と出会い、視野を広めていけたらと思います。

60代女性
仕事に追われるようにして、アッと言う間に過ぎていったこれまでの年月を振り返り、また、自由に使える時間が増えるこの先の人生について、いろいろと考えを巡らしている。

60代女性
定年退職をし、しばらくは休息時間と思い、日々をゆっくりと家の片付けなどをして過ごしていました。そのうち時間を持て余すようになり、短時間のパートをしましたが、あいにく体調を悪くしてしまい、1年位で辞めました。
仕事を辞めると外に出る機会がすっかり減り、外出といえばスーパーへの買い物位になり出不精になってしまいました。これでは“イケナイ”と思っています。

60代女性
母も居なくなり、娘の手助けも不要となったら、自分は何もすることが無くなります。仕事も、あと2年位でしょうか。
独りで二人の子供を育てあげたが、仕事オンリーで還暦を迎えてしまった。あ~しまった、「自分の事を忘れていた」。最近のつぶやきです。退職に向けて、社宅にある不要な物をまさしく今、断捨離続行中の自分であります。

60代女性
小さい頃からの夢を仕事にして、ひたすら走り続けてきましたが、バブル崩壊後、数多くの企業が余儀なく事業を縮小したり、倒産に追い込まれたり。私の走り続けてきた仕事も例外ではなく、十二年ほど前に二度目の倒産という結果に合い、とうとう終わったという思いでした。
そんな頃、ガラス彫刻に出合い、ガラス彫刻の魅力にすっかりのめり込み、この楽しさを多くの人に知ってもらいたいと教室を開催しました。美術館で展示会を二度、そして体験会を一度。少しずつ知ってもらう事も出来るようになりましたが、まだまだ難しさを感じています。

60代女性
仕事だけの毎日
で、たま~には、いつもと違った時間を持つ事って大切でないかな~と思っています。

60代男性
今年で還暦になりました。いろんな趣味をやっていますが、たとえば空手やアウトドアが好きで、テントは8はりほど持っています。登山も大好きです。
現在は一人で過ごしています。家は戸建てで一人には広すぎ、寂しいです。性格は頑固で、優しいけど怖いかもしれません。あまり細かいことはいいませんが、相性が大事だと思います。
離婚してから20年たちます。これからは、誰か相性のいい方がいればと思っています。子供はひとり、娘がいますが、別居で医者をしています。
私は体は丈夫だったのですが、還暦になってからは、多少は馬力がなくなりました。私の好きな言葉は、「わが敵はわれにあり」です。
仕事は自営で会社を経営しています。仕事の内容は設備系の省エネ器具の製造、販売施工です。いろいろ特許も取得しており、一応メーカーです。私一人でやっています。これからも、どんどん仕事をしてゆきます。

60代男性
私の家は、三つありました。
アルコール中毒の父1人の家と、母と兄姉妹の生活している家。
私は祖父母の家にいました。小学2年の夏から、炊事、家事と動物の世話(ニワトリ、ウサギ、ネコ、イヌ)をする生活が始まりました。勉強する時間は2時間位しか有りませんでした。
中学1年の時、祖母が無くなり、祖父と2人の生活が中学卒業まで続きました。何とかしなくてはと思い、メーカー*に入社し、夜学の工業高校で学ぶことに成りました。卒業し、ストレートで工学院大学第二部も合格しました。おかげで30年、電子、電気の仕事に携ることができました。

60代男性
25歳から自営(会社経営)ですから、悪かった時と良かった時の差はそれなりに。逆に、この10年はシンプルにする努力をしています。前に進む勇気と後退する勇気、両方あると思います。結婚して離婚…子供は3人成人して独立しております。生涯、現役でいたいと思っています。
今もアクティブに、仕事に運動にetc…活動しています。65歳を過ぎたら、合間(仕事等の)を見て「社会貢献」としてボランティア(自分にできる範囲)することを20年前から考えておりました。

離婚して、退職後や老後を想う

50代女性
子育てと仕事で、あっと言う間の30年がたち、気が付いたら還暦間近です。

50代女性
いずれ退職を迎え、日々1人で過ごす時間が多くなる事を考え、今から会社以外の人と接し、会話をし、色々な場所に出かける機会を少しずつ増やして行きたいと思うようになりました。

50代女性
今は仕事をしているので気が紛れてますが、この仕事も上司が高齢なので、あと2年くらいで引退すると、私は職なしになってしまいます。
再就職も私の年令ではなかなか難しいかもしれません。
もし毎日が日曜日になったら…と考えるだけで、気持ちが沈んでしまいます。

50代女性
定年も間近で、自分の居場所をさがしています。
楽しく生きたい!ゆったりと喜んで過ごしたい!
と思っていますが、1人では難しいことに気づきました。

50代女性
この春、職場の異動で疲れ、子ども達もようやく手を離れた今、そろそろ自分の人生、自分の時間を生きようかと考えはじめている。
年金は遠いし、…悩みながら、この先、どんな選択をしていくのか…。
新しい道は光がさしているようで、暗く、遠い。
険しいか、なだらかか、見えない不安。
でも、何とかなるかな…今までどんな時も、自分で選んで歩いてきたんだから。

50代女性
独身に戻り
20年近くになります。
老後のことを意識するようになりましたが、具体的にはイメージできず、どうしたものかと漠然と考えることがあります。

50代女性
将来退職後は、毎日一人で孤独な時間を過ごすのかと思うと、うつになりそうです。

50代女性
私は5年後に定年退職(それまで体がもつのか?)を迎える。
子育て中は、子供と一緒にスキーを習い、仕事仲間と温泉やパークゴルフを楽しんだ。
しかし、仕事と加齢が相まって次々と関節が痛み、運動が出来なくなり、ついにスイミングまで駄目かも。
チョット待って、計画と違うんですけど。
子育て終了後の人生は気ままな一人暮らしのはずだったが…。

50代女性
離婚してから20年。彼氏らしい彼氏も出来ず、もう50代となりました。
30代の頃、父に聞いた事があります。
「ねぇ 60 代になるのにどうだった?遅かった?早かった?」。
返ってきた言葉が「あっという間だ」でした。
自分がその年齢に近づいてきて、やはり思います。
あっという間だと…年々早くなる一方です。

60代女性
現在62歳、会社員として勤務をしておりますが、あと三年の任期を残し5月で退職予定です。
周囲からは反対の意見が多数あり、私自身も揺れ動いた時期もありましたが、40年以上働いてきたのだからもう休んでもいいのではないか…自分自身の結論に達し、昨年末に決断しました。
この先あと何年元気でいられるかと考えた時、残された時間が、とてつもなく貴重に思えたことと、このまま仕事だけで人生を終えてしまったら…一体私は何のために生きてきたのか等々。今まで頑張ってきたのだから、余生は好きな旅行や趣味、やりたくても出来なかった事に挑戦してみたいという夢がどんどん大きくなってきたのです。
今回の事を含め、これまで何度か人生の岐路に立った時、何故か私はいつも困難な方を選択してきたように思います。苦難もありましたが、後悔したことは一度もありませんでした。これからも常に前向きに前進して生きていく決意です。
長い会社人生において、特に交友関係は狭い範囲に限定されがちです。様々な人生観を持った方、似たような境遇の方、同じ趣味の方、年代の違う方と出会うことで、交友関係を広げ、心豊かに生きていきたいとの思いです。

60代女性
趣味はエアロビックスです。ストレス発散に丁度良い程度にはまっています。仕事はまだ続けていますが、去年定年を迎え、現在はパートで同じ仕事をしています。自分の中の仕事に対する意識は微妙に変わってきています。

60代女性
仕事退職して、これからが自分にとって本当の1人歩きになると思われる。いろいろな人とか、物とか、事に出会って、見聞を広めたいと思います。

60代女性
自宅と会社の往復で、御近所とのおつき合いもできないまま5月に退職しました。心身共に疲れ切った状態でしたのでホッと一息ついて、これからはのんびりと過ごそうと思ったのですが、旅行をするにも外食をするにも一人では気持ちが動きません。
没頭できる趣味はあるのですが、一日中家にいると体調も悪くなるし、ただ時間が過ぎていくだけの日々を今後続けていくのか。何をするにも自分の考え、感じるままの生活で良いのかとの疑問もあったり。やはり人との出会い、話をする事がいつまでも自分の成長に繋がるのではないかと思いました。
未婚、離婚、死別など独身であるゆえの悩みと知恵を共有したいです。

60代女性
仕事を辞めてから人との交流が少なくなり、孤独になりがちで、淋しくなりました。

60代女性
2年半前まで長いこと働いていましたが退職しました。日々のからだの調子も良くなりました。いろいろ行動したりお話しをしたりと視野を広げ、楽しみを広げたく思います。

60代女性
退職してから人との会話のない日も多くなりました。しゃべらない日も有ります。楽しい日を一日でも多く、一年でも多く作りたいと思いました。

60代女性
ずっと働き、子育て、親の介護、子どもの独立、親の看取り。
2年前に会社を退職して、自分の好きな趣味とか旅行等しています。

60代男性
亡父が国鉄職員だったため、私は小学生の時から父の転勤に伴い、各地を転校しました。就職はマスコミ志望でしたが難関で苦戦。大学卒業後は一時、*で番組制作のアルバイトに従事。新聞社に入社することが出来ました。
新聞で千葉支局などを経て東京本社で整理記者や外勤(取材)記者を経験。本社メディア情報部時代は*など放送局の取材も経験しました。定年近くになり出向し、季刊誌「*」の編集に従事し、60 歳で定年を迎えました。
無職になった現在は、月刊誌「本の雑誌」や「文藝春秋」「週刊文春」「週刊新潮」「週刊フライデー」などを愛読。趣味のモダンジャズを鑑賞するため、ジャズ喫茶に通うことが楽しみです。

60代男性
”今までは何をやっていたの?”ということですが、主に、電子機器メーカ(Y社約34年、H社4年余り)のエンジニアとしてAV機器、通信機器、音楽録音機器、CDR等々電子機器の設計・開発・立ち上げ業務に携わってきました。業務の中で、多くの国内・海外出張経験や貴重な体験をさせてもらい、充実感のある年月を送らせてもらいました。
どちらかというとこの時は仕事人間だったかなと、これがゆくゆくの離婚原因の一つと考え反省はしています。
これからの生活ですが、
◇まだ結婚していない子供達の見守りとサポート、そしてここの生活に、より身近な関係の話し合える友人をつくりたい。
◇肉体的、精神的、健康維持の為にも、山登り・ハイキング等今後も続けたい
◇過去の蓄積した設計技術経験を生かして、損得を度外視した世の中に役に立つものを工夫して考え、個人的に設計をやってみたい
又、ボランティア活動も参加できれば良いなー!等々を考え、実践しつつ、残りの人生を全うしたいと考えています。

お独り様会会員様の寄稿から抜粋しています。

お独り様会

独身の「友達」を作ることから始めませんか

独身者限定で、同性・異性の友人作りを目的とした会です。

未婚・離婚・死別の方々が「友達をつくりたい」「結婚相手を見つけたい」「同じ独身の方と気持ちを共有したい」などの目的で入会し、会報、LINE、オフ会、オンラインコミュニティサロンなどを通して日々交流しています。

会費:月額1,980円
20~34歳の女性は無料

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