朝日新聞出版AERAアエラ(2024年12月23日号)で紹介されました。

夫と死別・妻と死別後の子供との暮らし・子育て~シングルマザー・シングルファザー

配偶者(夫または妻)と死別後に、シングルマザーまたはシングルファザーとして一人で子育てした方の寄稿です。

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目次

夫と死別しシングルマザー(シンママ)

シングルマザー

30代女性
主人が病気で急逝しました。現在、2歳になる息子と二人で暮らしています。育児休暇を取得しており、4月から職場復帰して仕事をしています。

今後、主人と二人で家事・育児を分担して頑張っていこうとしていた矢先の出来事で、主人の死は本当に突然でした。仕事と家事と育児で毎日があっという間にすぎていきます。息子の存在が心の癒しとなっています。

主人が亡くなった時、息子は1歳4ヶ月で、自分の父親が亡くなったということをどれだけ理解しているかわかりません。この半年くらいで息子もいろいろとできることが増えてきました。簡単なお手伝いをしてくれることもありますし、本当にいい子に育ってくれています。小さいながらも、私の心強い相棒です。

以前から趣味で音楽をやっています。最近はあまり練習時間がとれていませんが、社会人サークルに所属しており、ときどき仲間と一緒に楽しんでいます。歌もピアノも初心者の域をなかなかでませんが、これからも続けていきたい趣味の一つです。

囲碁をやっていた時期もあるのですが(アマ四段の免状を持っています)、最近はあまり好きでなくなってしまい、全然やらなくなってしまいました。定石もかなり忘れかけています。ということで、今は音楽を主に楽しんでいます。手芸(特に編み物)も好きです。

主人は亡くなってしまいましたが、私はこれから自分の人生を生きていかなくてはなりません。
今は仕事と子育てで手一杯な感じもありますが、自分に何か出来ることはないだろうかと、漠然と考えながら過ごしています。

音楽の方でも人のつながりはあるのですが、自分の世界を広げたく、いろいろな人と話がしてみたいと思っています。

50代女性
浪人時代に知り合った夫と25歳で結婚し、二人の子どもを授かり、共働き生活を続けてきましたが、19年前に夫が小学生の子どもを残して病死しました。

その後は二人の子供を一人前にする事を最優先課題に生きてきました。
今は、子ども達は独立して暮らしています。

50代女性
あまりにもいろんな事がありすぎて、無我夢中でした。一人息子も自分の進む先を目指し大学生となり親元を離れ、 少しほっとしたと同時におひとり様となりました。
主人が亡くなって、共働きから一人になり、再度、学生生活三年、その間仕事の両立をし、今に至ります。

50代女性
夫が亡くなり今年で8年。
子供達の成長を励みに頑張ってきましたが、その子供達もどうにか自分の道を歩き始めようとしています。
気づけば仕事と家の往復。家事や雑用に追われる日々。ひとり言や愛犬に語りかける毎日。
心の触れ合いが無性に恋しくなってきました。

50代女性
主人は10年前に亡くなりました。子供は社会人で友達と交流が多くなり、1人取り残されるように感じる事が多くなりました。

50代女性
子供たちも家庭を持ち、離れ、安心したけど、ふと我に返って寂しさを感じるこの頃です。

50代女性
主人が5年前に心不全で突然死して、子供たちもそれぞれ、私の元から自立し、娘は来年結婚が決まり、うれしいような、さみしいような
心にポツカリ穴があいたようで、一人で歩いていても、すごく最近さみしさが、こみあげてきます。

50代女性
主人が病気で亡くなって16年目になります。中3、中1、小4だった子どもたちも、今ではその子たちが父親、母親になっています。私の子育ての責任も一段落したのかなと思うようになりました。
そして、これからの人生を考えていかなければならないと思うようにもなりました。

50代女性
5年前に主人を亡くし、自営業のため私が全て引き継がないといけなくて、休まず働き通しでした。
子供も大きくなり、あらためて自分の将来を考えるようになりました。

60代女性
主人は息子と娘と私を残し、病気で天国へ逝ってしまいました。それから息子と娘の卒業・就職・結婚・出産・孫の世話と忙しい日々が続いて14年が過ぎました。
やっと少し落ち着いたこのごろ、これからは自分のことにいそしんでいきたいと思っています。

60代女性
昨年引っ越してきました。夫と死別してから20年余りがすぎました。仕事、子育てを頑張ってきました。知り合いもいませんので、友達が出来たらよいなと思います。

60代女性
夫が亡くなって20年以上経ちます。子育て、仕事と懸命に暮らして来ました。
10年前に地方から、子供達がいるこちらに転居してきました。子供は皆、結婚して、孫もいます。
この3月で私は仕事を退職しました。働いていた時は職場の友達がいたのですが、退職してからは、特にここには友達がいません。毎日、犬しか話し相手がいません。
これじゃあいけないなー、これからの人生を楽しく過ごす友達ができたらいいなと思っています。

60代女性
私は死別です。夫なき後、いわゆる‘女手で‘二人の子供を育て上げ、あっという間に、気づくと還暦を迎えて越しました。
子供たちは独立。常々気にかけてくれて、幸せだと思います。
私は趣味も持ち、楽しみもあり、贅沢はできずとも、健康で平穏な生活は得られています。

60代女性
夫を亡くし15年を経過しましたが、やはり寂しさは否めません。
自然の美しさや芸術鑑賞など、共に側で味わう事の出来る人が居たら、どんなに幸せだろうと思います。
40代の娘が二人おりますが、娘には娘の人生がありますので、親として負担はかけたくありません。

60代女性
24年前に交通事故で主人を亡くし、3人子供達を社会に送り出し、そろそろ終活を、と思いつつ…。

70代女性
主人が他界して15年になります。その間2人の子供の大学、就職、長男の結婚とめまぐるしい時代が過ぎ、ふと余生を考えた時、人とまだ何かの関係を持ちたいナーと思いました。
パークゴルフ、旅行、音楽が好きで、同じ趣味の方々とお友達になれたらいいナーと思っています。

妻と死別しシングルファーザー(シンパパ)

40代男性
5年前に妻を事故で亡くしました。

この5年間、自分を責め、自分を見失いそうな時期も少なからずありました。
それでも妻の分も3人の子供らを立派に育てなきゃと必死に頑張ってきました。

そして…今年の3月に、一番下の娘が高校を卒業します。
これを期に、少し自分の事、先の事を考えています。

亡くなった妻の母親の後押しもあり、まずは行動してみようと思いました。
自分の気持ちがどう動くのか…やっぱり動かないのか…それはわかりませんが…。
男女問わず、沢山の人と出会い、その中で大切な友達、大切な人が見つかれば良いのかなと思っています。

50代男性
私にはひとり、娘がいます。彼女は、二十歳の時に最愛の母を亡くしました。

葬儀がおわり、彼女は私に云いました。「お父さん、これから寂しくなるね」。
「お前の方こそ母親を亡くしたのだから寂しいだろう」と答えると、「大丈夫、私にはお父さんがいるから」と笑って答えてくれました。
お別れが早すぎたよね、と云うと、「私は20年一緒にいられたから幸せよ。そうじゃない子供もたくさんいるから」とも。

いつのまにか随分おとなになったものだと感心した事が、昨日の事のように思いだされます。

あれから4年が過ぎました。娘は横浜で保育士をしています。亡き母が、家庭の事情で果たせなかった保育士になる夢を、自分が代わりに叶えてあげた、親孝行な娘です。

命の期限が決められてしまった一カ月間、毎週末、仕事が終わってから実家に帰ってきた娘。
新人研修も終わり、配属され、慣れない土地での生活と仕事。そんな一カ月が重なり、彼女にとって、もの凄く大変な時期だったと思います。

彼女の頑張りと明るさだけが、当時の私にとって唯一の支えであり慰めでした。

母親との残された時間を、彼女はどんな思いで過ごしたのでしょうか。
それを思うと、切なく、やるせない思いが巡ってきます。

もうすぐ、盆です。娘が帰ってきます。今度こそ、娘に言わなくちゃ。お前がいてくれたから、お父さんは生きて、そして頑張ってこられたよ。「ありがとう」。

たったひとりの大切な娘です。彼女が幸せになってくれる事、それだけが私の願いです。
そして、天国にいるビール好きのあの人の願いでもあります。

50代男性
3年前に妻をガンで亡くし、長男20歳・次男18歳・長女15歳で現在4人家族です。
今春、次男が大学に合格し一人暮らしを始め、現在は長男・長女の3人で暮らしています。
子供もそれぞれの世界があり、私は一人でいる時間が多くなって来ました。
家事は、夕食の支度を娘が週4日してくれますが、それ以外は全て私が行っています。
少しの間でも気持ちを楽にしてくれる存在が欲しいです。ご夫婦で買物をされている様子を拝見する度に、羨ましくてなりません。

50代男性
お独り様?独りを望んだ事など無い。なりたくて独りになった訳では無い。
でも、これからは独り…。

2年前、妻が病気で先に逝ってしまいました。
すべてを守るために必死だった3年間。結局、一番大切なものを失ってしまった。
「子供たちが自立したら、また二人で新婚さんだね」と言っていた妻。今まで二人で頑張って来たのに。その日を目前に…。

自らの喪失感。悲しみと愛おしさ、そして後悔が日々に増して来る。辛く長い日々…。
子供たちを守る事だけが自分の生きる証しだった。私も我武者羅(がむしゃら)に頑張ってきた。まるで自分を酷使することで何かから解放されたいかのように。

ただ、そこに答えはありませんでした。むしろ前向きに、頑張れば頑張るほど、新たな矛盾や葛藤が今の自分を悩ませています。

再婚の意思はありません。時間が解決してくれるのでしょうか?愛する人を失われた方は、どの様に過ごされているのでしょうか?

60代男性
死別して19年になります、その間いろいろなことがありました。

当時、小5と中1だった子供たちも今は独立して、肩の荷が少し軽くなってきている今日この頃です。

360度、見わたす限り野山に囲まれた、そんな田舎に生まれ育った私ですので、やはり自然との折り合いはいいようです。
若いころはファミリーキャンプが中心でしたが、ここ10 年ほどはソロキャンプを楽しんでいます。

たまの休日は、折りたたみ自転車をマイカーに積んで、旅先でサイクリング&ウォーキング&温泉。自然にふれることで日頃のストレス解消になっています。

60代男性
若くして妻を亡くしました。
その時、下の娘は小6、上の男の子は中1でした。それからは、俗に言う「男手一つ」で育てました。
昨年の3月一杯をもって、65才で退職しました。

早速、香港、マカオ、台湾に行ってきました。
しかしながら、いずれも一人参加のため、食事の時のテ-ブル配置とか、観光地の道すがらの話相手を見つけながら、少々遠慮しながらの旅でした。つくづく伴侶の居ない事の寂しさを痛感させられました。

私は、これからの人生に於いて結婚は望んでいません。一緒に旅したり、ドライブしたり、食事したり、観劇したり出来る友人が居ないか、と思っています。

お独り様会会員様の寄稿から抜粋しています。

お独り様会

独身の「友達」を作ることから始めませんか

独身者限定で、同性・異性の友人作りを目的とした会です。

未婚・離婚・死別の方々が「友達をつくりたい」「結婚相手を見つけたい」「同じ独身の方と気持ちを共有したい」などの目的で入会し、会報、LINE、オフ会、オンラインコミュニティサロンなどを通して日々交流しています。

会費:月額1,980円
20~34歳の女性は無料

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