朝日新聞出版AERAアエラ(2024年12月23日号)で紹介されました。

夫と死別・妻と死別した寂しさ・回復(独身者の声)

配偶者と死別した寂しさとして、寂しくてどうしようもないお気持ちや、寂しさから回復するために行ったことなどについて寄稿をいただきました。

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目次

妻や夫と死別し、寂しい

50代女性
夫が亡くなり、ポッカリ穴があいたようです。毎日何かしら用事を作って出てますが、夕方になると孤独感におしつぶされそうです。誰か話し相手が欲しいです。

50代女性
日中や仕事をしている時は良いのですが、夜になり一人で居ると無性に寂しいことがあります。その心の隙間を埋められません。

50代女性
今年、大好きな夫は天国に行ってしまいました。一人に慣れなくて寂しいです。

50代女性
主人と私は、年が15才離れていて、主人からの一目惚れでした。とてもとても大切にしてもらいました!そんな主人を亡くして7年が経ちました。泣いて生きていました。

50代女性
主人とは結婚31年で死別するなんて、夢にも思っていませんでした。子供3人も独立し、やっとこれから2人の人生を…と思っていたのに、去年帰らぬ人となってしまいました。
悲しみもいえぬ時期に今度は私が病気になり、死も覚悟しましたが、 4ヶ月の入院で、今は普通の生活ができる様に回復しました。落ち着いてくると、今度は1人ということが淋しくて…。犬がいるのですが、気がついたら一日、犬としか話をしていなかったり…。

50代女性
ひとり暮らしは気ままで、仕事や趣味など楽しいことをしている時は何もかも忘れることが出来て良いのですが、寂しくてTV、ラジオの音がなければ生活できず、誰とも会話しない日もあり、たまに、とても悲しくて、涙を流すことがあります。

50代女性
2年前に夫を亡くしてから、自分の時間が持てるようになったものの、昼夜、週末を問わずに会える友人が少ないので、さびしい独りぐらしをしています。

50代女性
主人が「千の風」になったのは4年半前。あれから信じられないくらいのスピードで時が経っています。私は主人を看取ることが出来たので、それだけでも感謝しなければと思っています。
今までは色々な人に「大丈夫? 」と聞かれると「大丈夫! 頑張る!」と応えて来ました。本当は寂しくて寂しくて心が押し潰されそうです。

50代女性
今までたいした努力もせずに過ごしてきましたが、この6年が一番頑張ったのでは、と思います。幸い、良い友人達にも恵まれていたり、仕事も好きでしているので、人から見ると恵まれているのかもしれません。
でも、やはり夫の死は、とても悲しく耐え難いと、時々、暗い洞穴に入り込んで身動きが取れなくなったりします。

50代女性
去年、夫を病気で亡くしました。時間が経っても、癒えない悲しさ、寂しさがあります。

60代男性
8年前に妻を亡くしました。とても仲が良かったので立ち直るまで時間がかかりました。
最近、一人暮らしの淋しさを感じる事が多くなりました。

60代男性
定年退職して、2年前に妻を病気で亡くしました。子供達も自立して今は独りで暮らしています。
20数年間単身赴任で働いてきましたためか?あまり社交的ではないためか?近くに知り合いなどいません。
孤独で虚しい毎日です。

60代男性
家内に先立たれ八年。仕事も一段落つくと何かしら、ひしひしと孤独感を感じるこの頃です。

60代男性
私は昨年、妻(病気で)に先立たれ、一人寂しく暮らしております。
今後、何を生きがいにして、生きて行こうと思い悩む常日頃です。

60代男性
昨年の10月、妻が亡くなりました。56歳でした。今まで妻と二人三脚で仕事、生活をしてきましたが、あっという間の38年間でした。妻がいなくなった今、私は仕事ばかりで妻に何をしてやったのかと思うと、呵責(かしゃく)の念に耐えません。
妻が逝って4ヵ月後に一人息子を亡くしました。36歳でした。もう生きる術をまったく失いました。何もする気になりません。
今思うに、妻との出会いがなければ、最愛の妻子共、亡くすことがなかったのではと…。
自殺を何度か考えましたが、13歳を過ぎた芝犬の銀次郎のことを思い、止まりました。人から時間薬とよく聞きますが、私は時が経つにつれ悲しみが増大してきます。毎日、朝から就寝まで涙が止まりません

60代女性
昨年、主人を亡くして色々と大変な思いをしました。友達と話したり、近所の方と話したり、人恋しくなっています。孫が2人市内に住んでいて、時々遊びに来てくれます。

60代女性
主人に2年半ほど前に先だたれ、寂しい思いをしております。男性、女性問わず、友人をつくりたいと思っております。

60代女性
夫が逝って一人になり、八か月過ぎました。子どもはいないし、姉、妹は疎遠ですので、本当に誰もいないと同じ。覚悟はしていましたが、元来、淋しがり屋なので、淋しくてつらいです。

60代女性
主人が他界してから3ヶ月以上たちましたが、一人身の寂しさをひしひしと感じています。
主人の存在が、私にとっていかに掛け替えのない存在だったかを改めて感じ、身につまされる思いを味わっています。日常の平凡な生活ができない辛さ…、一緒に食事ができない…、会話ができない…、寂しいですね。泣きたい時はがまんせず泣くようにしています。涙を流すことで少しは気持ちが安らぐように思います。

70代男性
妻をわずか3週間の入院で亡くしました。妻には子供を産み育て、教育など家の管理を全部しながら子供を立派な社会人として送り出してもらいました。男性には出来ない女性の偉大さを痛感しております。
今は一人の生活が続いております。働いている時に約10年間の単身赴任生活を経験し、料理、洗濯など出来ますが、家で一人の時に話し相手が居ないのが一番さびしい時です。

妻や夫と死別した寂しさから回復するために

死別寂しさ

40代女性
私はお独り様になりたくなかった。でも、今年主人が亡くなってしまいました。辛くてたまらないのに、喪主として葬儀をなんとか行いました。短い結婚生活だったけど、いっぱいいっぱい主人との思い出があって、それを思い出すと辛いです。今でも主人のことが大好きです。でも、もう前に進むしかないとやっと思い始めました。
今は今日一日、今日一日と思って生きようと思っています。これからは何でも自分で判断し決断しなくてはならないんですよね。主人が亡くなってからちょっとお酒におぼれました。
お酒を飲むと誰かと話をしたくなり、昔の知人、友人に電話をしました。
たまたま小学校6年生の時の担任の先生に電話をしたとき、卒業後のクラス会をまだやっていないと言われ、あちこち連絡をとり、何とか36年ぶりのクラス会を開くことができました。
私でも何か役に立つことができたと思い達成感を感じました。
でも、びっくりするほどの電話代の請求に、立ち直る投資は高額だな~と…。
その後、区の体育館の簡単な体操に行ったり、ウォーキングサークルに行って人との繋がりをつくり始めました。
主人が好きだったアウトドア。今、私はできることから、と自然の中に癒しを求めています。
これから先どうなるのか考えると不安になるけど、とりあえず今日だ!と思うようにしています。

50代女性
夫の死後、「気ままで自由でいいよ!」と強がって一人でツアーに参加したり、温泉に行ったりしていますが、やっぱり淋しいです。家族のいる友人は気軽に誘えないし時間も合いません。
男の子二人で今後同居するつもりは全くなく、老後は何処でどう暮らすのかなども考えてしまいます。

50代女性
今年60歳で、亡くなった夫と同い年になります。亡くなってから7年の歳月が過ぎました。生前は夫に頼りきりで、何でも自分で決めることができなかった。
夫が後押ししてくれると、安心して行動に移すことができるのです。そして、優しい笑顔で応援してくれたので、心強かったです。

50代女性
「アナタ」へ
今どうしていますか?どんなところにいるのですか?考えても考えても想像がつかない それほど、遠くに行ってしまったんですね。知ってるでしょう 私は毎日、泣いていました。
ふっと思いました。私が残って良かったと…。この悲しみ、アナタにはあげたくないから。
そして、新しい家族に犬がやってきました。「命」とかいて「メイ」と名付けました。
毎日、ふり回されています。だんだん大きくなる「メイ」を見て アナタと闘った時とは、こんなに違うんだと感じています。
時々やって来る寂しさに涙はこらえるようになりました。すぐそばにいるようにも感じ ずーっと遠くにいるようにも感じ。
アナタのいないことがとても不思議でなりません。※久しぶりに主人に手紙を書きたくなりました。

60代男性
3年前になります。長年続けたサラリーマン生活とも縁を切り、すでに2人の娘も独立しておりましたので、新婚以来の夫婦2人だけの生活をどう優雅に過ごすかと思い始めていた矢先に、突然癌のため妻を喪い(うしない)ました。
当初の呆然自失の心境からはなんとか脱したものの、何をするにも張り合いがなく、それまでは何となく過ごしていた本音で気持ちを語り合える2人だけの時間をただ懐かしく思う毎日を続けていました。
一人暮らしの方には良くあることだと思いますが、うっかりすると誰とも話さずに一日過ごしてしまい、声が出なくなってしまうんじゃないかとさえ思ってしまいます。
図らずもリタイアと死別という大きな節目をほぼ同時に迎えてしまったことは現実であり、どうしようもありませんが、やはりできるだけ積極的に行動して乗り越える努力をしなければ、亡き妻にも叱られそうです。
改めて頑張ろうと心に決めたところです。

60代男性
妻を亡くして6ケ月を過ぎた頃から、昼間が寂しさを感じる。夜はTVを見て、まぎらわして主人が他界してから3ヶ月以上たちましいるが何とも空虚。昼間は家にいないで街へ出よう。
そこで、パソコン教室に半年通いました。ワード、エクセル、パワーポイント等を習得して、東京の業務配信会社と委託契約を取り交わし、サーバーにアクセスして画像の制作、修正(CG)、病院の医療費レセプトの検索、学校のテストの添削等のアルバイトで、僅かですが報酬を頂いております。
しかしながら楽しくない。
昨年の9月から陶芸教室に通っており、陶器、磁器(白磁)、ポーセラーツアート等の手ほどき受けました。
自家用の電気窯を設置するかどうか迷って居ります。

お独り様会会員様の寄稿から抜粋しています。

お独り様会

独身の「友達」を作ることから始めませんか

独身者限定で、同性・異性の友人作りを目的とした会です。

未婚・離婚・死別の方々が「友達をつくりたい」「結婚相手を見つけたい」「同じ独身の方と気持ちを共有したい」などの目的で入会し、会報、LINE、オフ会、オンラインコミュニティサロンなどを通して日々交流しています。

会費:月額1,980円
20~34歳の女性は無料

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