2011年8月30日 朝日新聞朝刊

「婚活」老いも若きも~札幌のNPO法人が交流の場

参加に所得・学歴問わず

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マスコミ掲載(新聞)

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「婚活」や「異性との出会い」の場にどうぞ-。ボランティア情報誌を発行するNPO 法人「ボラナビ倶楽部」(札幌市)が、若者からお年寄りまで幅広い年代の独身者が交流する場「お独り様会」の運営を始めた。

入会資格は20歳以上の独身者。入会時にそれぞれ思いを文章につづってもらい、文集にして会員向けに発行。毎月、札幌市内で会合を開いて独身者同士の交流を深めている。

森田麻美子代表によると、「地域で孤立しがちな独身者に生きがいと出会いの場を設けたい」と今春に立ち上げた。夫や妻を亡くした人も入会でき、「結婚は考えないが、異性の友達が欲しい」と、入会する年配の男女も目立つという。

最近は雇用環境の厳しさから結婚をためらう若者もいる、とされている。厚生労働省は2010年春、若者の結婚状況を就業形態別に追跡調査した結果を公表した。02年に独身で20~30代だった若者が6年後の08年までに結婚した割合は、正規雇用の男性で32.2%、女性で38.1%。一方、非正規で結婚したのは男性で17.2%、28.4%にとどまった。

同倶楽部によると、一般の結婚紹介所は、男性会員に所得証明書の提出を求める事例が目立ち、非正規で働く男性は入会しづらい、という。お独り様会は年会費2千円が必要だが、所得や学歴などは問わない。

森田代表は未婚の若者が増えると少子化が加速しかねない、と危惧する一方、「何より大切なのは人柄。所得や学歴だけにとらわれず気が合う異性を見つけてほしい」と話す。

問い合わせは同倶楽部の電話(011・242・2042)かメール(volunavi@npohokkaido.jp)へ