2005年9月6日 北海道新聞朝刊

ボランティア情報 全国へ~札幌のNPO 滞在型観光育成狙う

画像の下に文字起こしがあります。
画像はクリックすると拡大します。

2005年9月6日 北海道新聞朝刊
ボランティア支援の特性非営利活動法人(NPO法人)「ボラナビ倶楽部」(札幌)は十月中旬から、道内のボランティア情報のデータベースを、インターネットのホームページで公開する。
通常の情報にとどまらず、「季節限定ボランティア」を滞在型観光の目玉に育てる狙いで、北海道色豊かな情報提供を図る。

森田麻美子代表が、障害者の雪まつり観光を支援するNPO法人「手と手」の浅野目祥子代表から、「札幌を離れた人でも、ボランティアを目的として戻ってくることが少なくない」と聞いたのがきっかけ。
同倶楽部の無料情報誌で農業ボランティアを募ったところ、札幌の若者や退職者が飛びついたことから、「北海道でのボランティアは滞在型観光の目的にもなる」と判断、情報のデータベース化に踏み切った。
事業としての将来性を見込まれ、マイクロソフト社からシステム開発費三百万円の助成を受けている。

ボランティア情報としてこれまで同倶楽部に寄せられたのは約八十件。
「斜里の小規模作業所のスタッフ(宿泊付き)」「障害者が働く岩見沢の観光農園の手伝い」「春の日高でトラクターのパンクを防ぐためシカの角を拾う」など、ユニークなものも少なくない。  
森田代表は「人助けというより好奇心のために働くのが、今のボランティア気質。本州に無い体験のできる北海道は、彼らをそそる素材の宝庫」と話し、地元向けの通常の情報と合わせ、常時百-二百件の情報を目指している。

(2005年9月6日 北海道新聞朝刊)