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2007年3月1日 北海道新聞朝刊

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悩める人に癒やし好評 ボラナビカフェ1周年

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2007年3月1日 北海道新聞朝刊

ボランティア情報誌「ボラナビ」を発行する札幌のNPO法人ボラナビ倶楽部(森田麻美子代表)が昨年3月から毎月1回開いている「ボラナビカフェ」が、1周年を迎えた。ボランティア同士が情報交換するだけでなく、見知らぬ同士が個人的な悩みを話すなど「癒やし」の場でもある。要望に応え、3月からは回数を大幅に増やして実施する。(松本悌一)

 カフェは同法人の事務所(中央区北5西6、札幌ビル3階)で開かれており、毎回主婦や定年退職者、公務員、障害者ら8人程度が参加。ボランティアの経験にかかわらず、これまでに約50人が参加した。森田代表の司会で参加者が自己紹介した後、約1時間半にわたってさまざまなテーマで話し合う。

 2月中旬に開かれたカフェには男女6人が参加した。「現在、心の病で休職中」と初めて参加した女性(25)に、ほかの参加者が「休職で得たせっかくの時間だから本を読んでは」などとアドバイス。この女性は「とても有意義だった」と晴れやかな顔で会場を後にした。

 森田代表は「『他人にこんなことをしてあげたい』と思う気持ちがボランティアの第一歩。カフェで困った人に助言するのも、立派なボランティアだと思う」と話している。

 同法人は3月だけで6回のカフェを企画。好評なら今後も回数を多くする考えだ。3月は3、19、24、31日に同法人事務所で開催し、4、11日は道立市民活動促進センター(中央区北3西7、道庁別館西棟)で。開始はいずれも午後1時。参加料は1,000円で事前申し込みが必要。ボラナビ倶楽部 011-242-2042へ。

(2007年3月1日 北海道新聞朝刊札幌圏部)

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