共同通信社様の取材を受け、信濃毎日新聞社など5つの新聞に掲載いただきました。
掲載新聞と掲載タイトルは以下の通りです。
- 伊勢新聞 2022年6月27日
「お独り様会」集い 12 年目~緩やかにつながる交流 - 信濃毎日新聞 2022年6月28日
婚活じゃないお独り様会 緩やかなつながり12年目に - 中国新聞 2022年6月28日
「お独り様」 集い 12年 札幌のNPO法人 緩やかにつながる - 秋田魁新報 2022年6月30日
【列島各地の話題】北海道 「お独り様」 の集い12年目に - デーリー東北 2022年7月2日
つながり緩やかに 「お独り様」 集い12年目
目次
信濃毎日新聞 2022年6月28日
画像はクリックすると拡大します。また、画像の下に文字起こしがあります。
▼2022年6月28日信濃毎日新聞(文字起こし)
婚活じゃない お独り様会-緩やかなつながり12年目に
未婚や離婚、死別など様々な立場の独身者が集う「お独り様会」を、札幌市のNPO法人ボラナビが続けている。
交流は各地に広がり今年で12年目。婚活を主目的とした会とは異なり、趣味などを共有する緩やかなつながりを築けるのが魅力だ。
代表の森田麻美子さん(50)は、「利害関係のない友人づくりを促進したい」と話す。
森田さんが2011年に会を発足させたのは、独身時代に周りの友人らが結婚や出産をしていく中で不安や葛藤を感じ「同じ境遇の人と本音を言い合える場をつくりたい」と思ったことがきっかけだ。
メンバー間ではインターネットを通じた近況報告のほか、食事会、ハイキングなどを企画。近年は東京都や千葉県など関東地方でのイベント開催も増えた。新潟県や愛知県から参加する人もおり、登録者は20~80代の男女約200人に上る。
「結婚願望は無く、自立して生活できればいい」と考える都内の介護職の女性(25)はこれまで数回オンラインの会に参加した。日常生活では仕事の関係者としか話す機会がないため「年代の違ういろいろな人の意見が聞け勉強になる」と笑う。
別の女性会社員(32)は普段から交流サイト(SNS)でメンバーと連絡を取り合う。大きな地震の際には声を掛け合うことができ、心強かったという。
お独り様会では未婚者が会員の約半数を占めるという。
今後も増えるとみられ、森田さんは「婚活のように相手をふるいにかけることなく、自分の気持ちをはき出せる場をつくっていきたい」と話している。