お独り様会が紹介されました。
以下、番組の文字起こしです。
スタジオ
お独り様会と言う独身者のための交流の場があります。お見合いパーティーとは違う、ゆるやかにつながる街と言う事ですが、一体どんな街なのでしょうか。
札幌市中央区の井川信子さん、61歳。7年前に離婚し、今は一人暮らしです。体調を崩してからと言うもの、外出は月に一回程度で、家でふさぎ込む毎日でした。
「何も人と話さないし、声も出なくなるし、指も動かなくなっていくし。マイナスマイナスばっかりで不安になってきますよね」
将来への不安が高まるなか、井川さんの目に止まったのがお独り様会でした。
お独り様会とは、NPO法人が立ち上げた独身者のための交流会です。未婚者の他、離婚や死別で独身生活を送る140人が登録しています。
お見合いパーティーなどとは違い、年収や顔写真等を提出する必要ありません。
あくまで、共通の趣味を楽しんだり、同じ境遇の人と交流を深めることが目的です。
家にこもっていた井川さんは、今年4月に登録。出かける先があることで生活にハリができました。
「元気になりましたね。外に出る大義名分ができているので。顔色、血行とか体調とか、自分が具合悪いなんてことに浸っていられないと言う感じですよね」
NPO法人では、お独り様会をPRするパネル展を開いています。
お独り様スタッフ 村上智恵子さん「独身者は孤独になったり、引きこもったりすることが多いですけど、そういう方にもぜひ一歩踏み出していただいて、仲間を増やしていただければいいなと思っています」
家に出かけることで体調も良くなったと言う井川さん。独りだけど、一人ではない。そんな気持ちが、生活の支えになっています。
スタジオ
やはり誰かと接すると気持ちが違いますよね。
20歳から100歳までと言う年齢の幅広さもいいですね。
女性の方がこういうのは積極的なのではないでしょうかね。
また、イベントなどにも、行きたい時に行けばいいという緩やかなのが特徴の1つと言う事ですね。孤立している人の助けになれば、とNPOでは話しています。