老後つながり求めて~シェアハウスや交流会
特集「孤絶 家庭内事件6 ~第4部 気づかれぬ死」の記事です。
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(関連部分を抜粋)
札幌市で一人暮らしをしている、本谷裕治さん(68)は昨年秋、様々な年代の独身者が同性、異性の友人をつくるための交流の場を運営している市内のNPO 法人「ボラナビ」会員登録した。きっかけは、「このまま死んでは誰にも気づかれないかもしれない」危機感を抱いたことだ。
本谷さんは、幼少時に両親をなくした後、道内や東京、山形などで旋盤工やボイラー技師として働いた。
結婚はしたかったが、引っ込み思案な性格で、独身生活を続けてきた。50歳代で札幌市内に一軒家を構えたが、近所付き合いもなく、65歳を超えて仕事を辞めると「テレビが話し相手」に。無性に寂しさが募った。
同法人には、20~80歳代の男女約200人が登録しており、大半は50歳以上だ。代表理事の森田麻美子さん(45)は「中には、友人や話し相手を見つけることで、孤立死への不安を少しでも減らしたいといる人もいる」と話す。
本谷さんは登録後、月一度の集いに出席を重ねている。退職後に人と話す機会がほとんどなかったため、最初は不安だったが、思ったより話すことができた。「自分の殻を破り、一人きりではない老後にしたい。それが今の目標です」
▼書籍「孤絶 -家族内事件」(2019年8月10日 読売新聞社会部刊)でもこの内容が取り上げられています。
2019年8月10日 書籍「孤絶 -家族内事件」(読売新聞社会部刊 )
この書籍の販売ページ(amazon) 本文に、会の名称「お独り様会」はありませんが、下記で始まる文と共にお独り様会と会員様のお一人について紹介されています。 札幌市で...