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2017年11月4日 読売新聞(全国版)朝刊

老後つながり求めて~シェアハウスや交流会

特集「孤絶 家庭内事件6 ~第4部 気づかれぬ死」の記事です。

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読売で紹介

(関連部分を抜粋)
札幌市で一人暮らしをしている、本谷裕治さん(68)は昨年秋、様々な年代の独身者が同性、異性の友人をつくるための交流の場を運営している市内のNPO 法人「ボラナビ」会員登録した。きっかけは、「このまま死んでは誰にも気づかれないかもしれない」危機感を抱いたことだ。

本谷さんは、幼少時に両親をなくした後、道内や東京、山形などで旋盤工やボイラー技師として働いた。

結婚はしたかったが、引っ込み思案な性格で、独身生活を続けてきた。50歳代で札幌市内に一軒家を構えたが、近所付き合いもなく、65歳を超えて仕事を辞めると「テレビが話し相手」に。無性に寂しさが募った。

同法人には、20~80歳代の男女約200人が登録しており、大半は50歳以上だ。代表理事の森田麻美子さん(45)は「中には、友人や話し相手を見つけることで、孤立死への不安を少しでも減らしたいといる人もいる」と話す。

本谷さんは登録後、月一度の集いに出席を重ねている。退職後に人と話す機会がほとんどなかったため、最初は不安だったが、思ったより話すことができた。「自分の殻を破り、一人きりではない老後にしたい。それが今の目標です」

▼書籍「孤絶 -家族内事件」(2019年8月10日 読売新聞社会部刊)でもこの内容が取り上げられています。

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