どのように生きることが幸せにつながるのでしょうか。
ここでは「ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある」(マイク・マクマナス)を参考に、ご紹介しましょう。
著者のマイク・マクマナスさん(Mike McManus)の不思議
アメリカでは注目されなかった本「ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある」
この本には、すべての人が自分のワクワクを発見して生活にいかし、生き甲斐のある幸せな人生を送るための考え方が紹介されています。
日本では1999年に発売され、アマゾンレビュー数652件(2024年3月現在)。各地でワークショップも開催されています。
ところが、不思議なことに原書がアメリカアマゾンでも見当たりません。著者のマイク・マクマナスさん(Mike McManus)のアメリカのアマゾンページを見ても、なぜか日本語の「ソース」が売られている始末。
なんと、アメリカではほとんど注目されず、原書も絶版のようです。このような現象もあるのですね。
マイク・マクマナスさんの訃報記事より
アメリカ・シアトルのローカル新聞のサイトに作者マイク・マクマナスさんの訃報記事(1999年3月)が掲載されています。
マイクさんは元ワシントン州上院議員で、シートベルトの着用義務化、公共の場所の禁煙化、児童虐待事件の迅速な処理に関する法案を提案された功績を残されています。
一方、マイナスの情報として、選挙資金の取り扱いを誤り、コンサルティング事業が国家機関と契約を結んでいたため、資金の不正使用で250ドル(為替は時期によりますが2万5千円くらいでしょうか)の罰金を科せられています。軽微な罰金額ですが、これにより、思ったより早く政治家を引退することになったようです。
我々が気になる肝心の本「ソース」について、この記事では、「彼の最新プロジェクトであるインターナショナル・ソース・インスティテュートは、人々が生涯の仕事と価値観を特定するのに役立つセミナーや書籍を提供するもので、彼に最も満足をもたらしたと、7年間連れ添った妻、ミルクリークのシャロン・ウィンスローは語った」と書かれています。
お連れ合い様(奥様)から見て、本「ソース」の上梓はが最もワクワクし精神的に満足した上記不祥事で思いがけず時間ができたマイクさんが執筆した本が、多くの我々日本人の心を揺さぶったということでしょうか。
1999年に癌のため65歳で亡くなっています。ご長男は日本の長崎県にお住いのようです。
それではこの本から読み解ける幸せのコツをご紹介します。
幸せのコツ
自分の本来の願望に気づき、行動すること
皆さんにはどんな願望がありますか?それは、ご自身の本来の願望でしょうか。
もしかしたら、本来の願望とは異なる「不要な執着」かもしれない、と言われたら驚くことでしょう。
でも、本書では下記と記されています。
具体的な形に対する執着を捨てると、本質が見えてきて、選択肢が広がります。 表面の形ではなく、「ワクワクの本質」に目を向ければ、もっと楽にワクワクが暮らしの中に入ってきます。(マイク・マクマナス)
例えば、いま独身の方が「結婚したい」と考えているとします。
では、そこからうかがえる本来の願望は何なのか、突きつめてみましょう。
「結婚したい」から見える本来の願望
・自分を理解してくれる人が欲しい
・経済的に安定したい
・既婚の友人の中で居心地良くなりたい
・寂しい一人暮しを止めたい
・退屈から抜け出したい
等が考えられるでしょうか。
このように、本来の願望に注目すると、具体的な形「結婚」に執着せず、願望をダイレクトにかなえる行動をとりやすくなります。
例えば、下記などのアイデアが浮かぶでしょうか。
本来の願望→行動案
- 自分を理解してくれる人が欲しい →理解してくれる友人でもいい?
- 経済的に安定したい →自分の経済状況を見なおす?
- 既婚の友人の中で居心地良くなりたい →独身者とだけつきあってみる?
- 寂しい一人暮しを止めたい→シェアハウスに引っ越す?
- 退屈から抜け出したい→自分がわくわくできることをする?
いかがでしょうか。
本書では、「世界一周旅行がしたい」「郊外に庭付きの一戸建てがほしい」「宝くじに当たりたい」と考える人の「本来の願望」を分析する例が掲載されています。
個性を発揮すること
あなたにとってワクワクすることが複数あったら、本書ではそれらをほぼ「同時並行」で進めるべきとしています。すると「奇跡のシナジー効果」が起きて、あなたのあらゆる面を理解したうえで精神的に支えてくれるパートナーが引き寄せられる等の効果があるとしています。
素直に信じ難いでしょうか。
ただ、言葉を変えれば、あなたが本来の個性をより表現すれば、あなた自身がイキイキするし、周囲から見ても魅力が増すことは間違いありません。
やりたいことに熱中し、イキイキしている方には、多くの方が話しかけて会話が弾み、友人ができやすい傾向にあると思います。
一方、時間や金銭的なことを理由に熱中していなかったり、そもそも自分のやりたいことが分からなければ、周囲にはあなたの魅力や個性は伝わらないでしょう。
このことを本書では下記のように表現しています。
人にとって最高の責任とは、自分自身に正直になり、自分の心からの願いやニーズに忠実になることです。そうすることで、自分自身にとってもまわりの人にとっても、ずっと魅力的な人間になれます。(マイク・マクマナス)
ぜひ、自分の好きなことに没頭する時間を増やし、心の底からイキイキと暮らしてみてください。 ただし、悪癖や中毒症状を自分の生まれながらのワクワクと勘違いしないように注意してくださいね。
自分の個性を生かして貢献すること
また、自分がワクワクすることを生かして、社会に貢献することも幸せにつながります。
このブログを書いている私は、社会人になってネコを飼う実家を離れたら、寂しくなってしまいました。そんな時、ネコの世話をするボランティア募集情報を見つけて参加しました。ネコと触れ合う幸せな時間が、社会に役立ったのを実感しました。
私たちが個人としても社会としても豊かになるためには、プライベートな生活と境界がなくなるほどの楽しい仕事をし、精神的な満足感を成功の基準とし、無条件に人や社会に与え、右脳を活用して直観にしたがった生き方をしたほうがよいのです。(マイク・マクマナス)
実は、私自身は困っている人と貢献したい人をつなげたいという思いから、北海道でボランティアニーズのマッチングをするための情報を編集して発信していました(NPO法人ボラナビ)。だから、このネコのボランティア情報も見つけることができました。
もう一つ、私事で恐縮ですが、思い当たるエピソードがあります。
私は出産した後、子供を英語と日本語のバイリンガルに育てたいと気がつき、想像すらしていなかった海外(フィリピン・セブ島)移住生活を始めました。
でもそれにより、故郷の北海道だけで完結するはずだったこのお独り様会を東京や他の地域にも広げようという気になりました。
北海道にこだわるにはあまりに遠い場所に住み始めたことで、人生や活動が広がったように思います。
ワクワクする行為を続けていけば、いろいろな相乗効果が発生して、社会貢献にもつながりやすいかもしれません。
自分が生まれ持ったあらゆるワクワクをひとつ残らず日々の生活にいかして、社会に多大なる貢献をする。人生の選択は、自分がこの世に生きる目的である「あなたの存在意義」に沿っておこなうので、バランスの取れた一貫性のある生き方ができる。(マイク・マクマナス)
皆さんも、ワクワクに熱中することで幸せに暮らしていけると指南する本書を手に取ってみませんか。
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