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「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」~幸せになる生き方②

幸せになる生き方~「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」より_イメージ

どのように生きることが幸せにつながるのでしょうか。
ここでは「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」(アニータ・ムアジャーニ)を参考に考えてみたいと思います。

喜びから人生を生きるの表紙
目次

「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」とは

平原綾香さんの歌「ジュピター」の歌詞に通じる

この本には、臨死、つまり死に直面し、一度ほぼ亡くなった状態になりつつも生還した女性、アニータさんによる体験談と世界観が書かれています。

なお、この本の内容は、平原綾香さんの歌「ジュピター」(作詞:吉元由美さん)の歌詞に通じるものがあると感じたのは私だけでしょうか。

【ジュピター】(一部)

Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥で つながってる
…
この宇宙(そら)の御胸(みむね)に 抱かれて
…
夢を失うよりも 悲しいことは
自分を信じてあげられないこと
…
愛を学ぶために 孤独があるなら
意味のないことなど 起こりはしない
…
今は自分を 抱きしめて
命のぬくもり 感じて
…
私たちは誰も ひとりじゃない
ありのままでずっと 愛されてる
望むように生きて 輝く未来を

「ザ・マネーゲーム」から脱出する法にも通じる

この本には下記の3点のようなことが書かれており、これらは「ザ・マネーゲーム」から脱出する法(ロバート・シャインフェルド)と共通の認識です。

・我々はもともと、万能の魂(タマシイ)である。
・あえて、万能ではない人間の体を身に付けて、この世に生まれてきている。
・生まれた目的は、制限のある中で個性を生かして人生を楽しむため。

この不思議な死生観が複数のところで取り上げられているのは、それぞれの発案者に、この観点を信じるきっかけがあったからなのでしょう。

ちなみに、「ザ・マネーゲーム」の原書は2008年に発売され、その後、「喜びから人生を生きる! 」の原書が2014年に発売されています。

この二冊の日本語版をまだお読みになっていない方は、発売時期順とは逆になりますが、今回ご紹介する「喜びから人生を生きる!」を先に読み、後から「「ザ・マネーゲーム」から脱出する法」を読むほうが理解しやすいでしょう。なぜなら、「喜びから人生を生きる!」には、著者がそのように考えるに至った経験が明確に書かれているからです。

それでは、「喜びから人生を生きる!」の著者のユニークな視点や、幸せのコツをご紹介します。

「喜びから人生を生きる!」のユニークな視点

生命は全てつながっている

アニータさんはガンで臨死状態となりましたが、生還してガンを完治しました。その後は蚊を殺すことさえも躊躇(ちゅうちょ)し、テロリストのような重大な犯罪者に対しても思いやりを感じるようになります。彼女は臨死状態の時に、すべての命は大きな一つであることを認知したからです。

私たち全員がつながっていることにも気づきました。…すべての人間、動物、植物、昆虫、山、海、生命のないもの、そして宇宙全体まで含んでいるように感じられました。宇宙は生きていて、意識で満たされており、すべての生命や自然を包み込んでいるのだと悟ったのです。あらゆるものが、無限の〝全体〟に属していました。私も、すべての生命と複雑に絡まり合っていました。私たちはみんな、その統合体の一つの側面なのです。すなわち、私たちは一つであり、一人ひとりが集合的〝全体〟に影響を与えているのです。

「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」

私はアニータさんのこの視点に好感を抱いています。
凶悪な犯罪者の生い立ちを知って、憐憫(れんびん)を感じたことがきっとみなさんにもあるでしょう。

もっと想像を膨らませれば、この犯罪者に対して、彼または彼女が幼い時に愛情をかけられなかった犯罪者の家族に対しても、きっとそれぞれ、子供に愛情をかける余裕がなく必死だったり、無知だったり、生活上の障害があったりしたのではないか、と思いやることができます。

つまり、我々も犯罪者も本当に皆が一つの生命なら、「罪を憎んで人を憎まず」の言葉通り、我々は人を憎まなくなるのではないでしょうか。

〝私たち〟と〝彼ら〟のように、別物として認識すれば、相手に対して壁を作り、突き放して、他人事としてしまいがちです。一方、〝彼ら〟は存在せず、すべてが〝私たち〟だと認識してみてはどうでしょう。これにより、温かい世界になり、もっと相手に思いをはせられるように自身も成長できるでしょう。

誰もが万能である。

アニータさんが言う「一つ(=ワンネス)」は、万能で神のような存在です。そして、私たちはそれぞれタマシイを持っていますが、それは全てワンネスの一部です。このワンネスが、私たち人間を創造しています。

私は臨死体験によって、ワンネスをチラリと見たような気がします。それは神、源、バラモン、大いなるすべてなどとも言えますが、その言葉が意味するものは人によって様々でしょう。神とは、私や他の人と異なる存在ではないと理解しました。私にとっては、別の存在と言うよりもむしろ存在のあり方を意味しています。

「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」

私たちは万能、神とも呼べるワンネスの一部なので、自分にないものを心配する必要はありませんあるがままの自分で完璧なのです。

私たちが万能なのにあえて能力に制限のある人間に生まれてきたのは、自分自身を表現して楽しみ、人生の素晴らしさを感じるため。よって、万能でない(ように見える)ことを嘆いたり卑下したりする必要は全くありません。

死は「終わり」ではない。

私たちはワンネス(一つの物)が分離した存在で、やがてまた死後はワンネスへ戻ります。ワンネスに戻る死後は、大きな愛に包まれ、幸せな気持ちになります。

そして再び、愛や情熱など、あらゆる種類の感情を個別に表現するために、体を持つ選択をしてこの世に戻ってきます。分かりやすく、この世(現世)とあの世(死後)として、違いをまとめてみましょう。

メリットデメリット
この世
(現世)
個性を発揮、表現するための楽しい冒険的な遊び場自分が万能の一部であることを忘れている。
あの世と同じく大きな愛に包まれていることに気づきづらい。そのため、不安に襲われがち。
あの世
(死後)
愛に包まれているとはっきり認識できる、穏やかで幸福な場万能なワンネスのため、愛や情熱を含めた個性を表すことができない

比較すると、どちらの世にいても幸せでいることが可能だと思いませんか。この真実は、必ず死ぬ運命にある私たちに「死を恐れる必要はない」と励ましてくれます。

病気も、年をとることも、死も、お金を失うことも怖くありません。死はいつも最悪のシナリオだと考えられているので、死ぬことが恐ろしくなくなったら、恐れるものはほかにあまりないからです。最悪のものにひるまなければ、ほかに怖いものがあるでしょうか?

「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」

確かに、死が怖くなくなれば、他に怖いものを見つけるのは難しいかもしれません。見えないものに対する不安を捨て、今を幸せに生きることが大切なのでしょう。

また、親や配偶者、友人の死で過度に落ち込む必要もありません。なぜなら、彼らはもう一つの世に移動し、幸せだからです。また、我々のそばにいつもいて、大きな愛で包み込んでくれています。

私たちは、今、生きていて、自分を表現するチャンスが与えられていることに感謝したいですね。人生はある意味、冒険。わずかな時間も無駄にせず、生きている楽しい時を存分に味わい、将来のことやお金、仕事、人間関係、健康などについて心配しすぎないようにしましょう。

全ての出来事が自身に恩恵を与えてくれている

人生の軌跡を振り返った時、これまでのあらゆる出来事が、つまり、私がポジティブと考えている出来事も、ネガティブと思っている出来事も、最終的には私に恩恵を与えており、今日へと導いてくれたことがはっきりわかります。

「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」

これは、とても腑(ふ)に落ちました。恋愛や仕事、家族や人間関係で誰もがネガティブ(マイナス)に見える経験をしたことがあると思いますが、「ネガティブ」と捉えるべきではありません。この経験で自身が成長できたり、経験値を増やせたり、その後に生かせたりしたポジティブ(プラス)な側面もあるからです。

「コミック ユダヤ人大富豪の教え(2) 弟子入り修業篇」(本田健)にも、これまでの人生で達成できたこととできなかったことをリストアップするワークが出てきます。まず、達成できたことを見て、どれだけ自分の人生が豊かになったかをかみしめます。次に、達成できなかったことを見て、もしそれらが達成できていたら本当に幸せだったか?と考えるのです。 すると、「達成できなかったからこそ学べていた」と気づくでしょう。

つまり、自分の人生にとってベストなことが常に実現できています。このように考えられるかどうかが、成功者とそうでは無い人を分けているとしています。

私たちは、なにかの出来事に対して、「嫌になっちゃう」「まただ~」「チッ(舌打ち)」などとネガティブにとらえすぎないほうが良いのではないでしょうか。どんな出来事も、最終的には自分に恩恵を与えてくれるものです。辛いと感じる出来事も、自分に何を教えてくれたか、どんな成長を促してくれたかと前向きに受け止めたいですね。

天国は我々の心の内にある

天国とは特定の場所ではなく、存在のあり方なのだと理解し、その至福感はこの世に戻ってきても続いていました。…ここにいようが、向こう側の世界にいようが、私にとっては全く違いがないからです。それはすべて、私たちのより大きく拡大した、無限である素晴らしい自分の異なる側面にすぎません。私たちの本当の家は、一人ひとりの内側にあり、それは私たちが行くところ、どこにでもついてくるのです。

「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」

アニータさんは自身の臨死経験により、

  • 誰もが死後はワンネスに戻り、愛を明確に感じられること
  • 生きている今も、このワンネスの愛に包まれていること

を知りました。

また、私たちはつい「いつか幸せになる」「天国(のような暮らし)に向かう」ために、時には今を犠牲にして歯を食いしばって生きようとしがちです。でも、今も天国は我々の心の内にあり、私たちが視点を変えれば「幸せはすでに在る」としています。 外側で起こっていることが自分の内側(心)を幸せにするのではなく、自分の内側の在り方が外側に反映するからです。

それでは、ここからは、この本から得た幸せになるコツをまとめたいと思います。

「喜びから人生を生きる!」から見える幸せのコツ

ありのままに存在するだけで価値があると認識すること。

私は存在するだけで、愛の込もった思いやりを受けるに値するのだと理解しました。何か特別なことをする必要もなく、ただ存在するだけで、愛される価値があったのです。それ以上でもそれ以下でもありませんでした。このような理解は私にとって驚くべきものでした。なぜなら、愛されるためには努力する必要があるといつも思っていた(誤解していた)からです。

「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」

我々は存在するだけで、無条件の愛を受ける価値があります。そのために何もする必要はありません。祈ることも、お願いすることもしなくていいのです。宗教も一切関係ありません。

まず、自分を信頼してリラックスしましょう。心配なこと、自分には足りないと思うものにフォーカスすると、人生は望んでいるほうに行きません。なぜなら、恐れや不安にエネルギーを集中しているからです。一方、自分を信頼し、新しい体験を受け入れて、自分の気づきを拡大すれば、真に自分に必要なものが引き寄せられます

望みが現実のものとして早く現れるかどうかは、どれくらい早く不安を手放して、自分や運命を信頼し、くつろげるかによります。1つの考えや結果に執着するほど、あるいは、新しい冒険を恐れるほど、進歩は遅れてしまいます。

もし、いま独り(独身)でいることを不安に思っている方がいらしたら、その不安を手放し、独りを楽しむことや、人と出会い、新しい人間関係を構築することを恐れないようにしてみましょう。経済的な不安がある方も、まずは自分を信頼してくつろいだうえで、自分がやりたいこと、好きなことを始めましょう。 自分を卑下したり、人をねたんだりする必要はありません。今のままであなたには価値があり、大きな愛に包まれています。

一瞬一瞬を幸せに生きること

人々があらゆることをいかに深刻に受け止めているかということにも気づきました。たとえば、ほかに楽しみ、感謝すべきものがたくさんありながらも、みんなお金や経済的なことについてかなりのストレスを感じています。私は、どうしてお金のために、愛とか人間関係とか才能とか創造性や個性のような大切なものを無視して、好きでもない仕事に就いて何時間も働いているのか理解できませんでした。彼らの人生観は、間違っているように思えたのです。優先順位や価値感がずれていて、すべてさかさまのような気がしました。

「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」

アニータさんは、一瞬一瞬に幸せを感じて暮らすようになった様子を下記のように描写しています。

  • 海辺に座ってアイスクリームを食べながら、太陽が水平線に沈んでいくのを眺めていると、強く胸を打たれた。まるで、生まれて初めて、この世の美しさを体験している感じだった。
  • 足で濡れた砂と戯れながら、夕暮れのオレンジ色の輝きが海に反射している景色を見て、これまでにない畏敬の念で満たされた。
  • ベルギーチョコのアイスクリームの美味しさに、初めてアイスクリームを食べたような気がした。
  • あらゆるものの中に──動物や昆虫にも──神を見た。
  • 毎日を新しい冒険のように、歩いたり、運転したり、探検したり、丘や砂浜に座ったりして、ただこの人生を楽しんだ。
  • 都会の環境にも深く興味がわいて、まったく新しいものとして体験した。市場を見て歩き、都会の景色やネオンの灯る超高層ビルの美しいスカイラインを楽しみ、ものすごく効率的な公共交通システムや、香港を構成するさまざまな島々をつなぐため海上に伸びた見事なつり橋に感心した。

彼女は自然にも人工的なものにも畏敬の念を抱いて感動するようになったと言います。確かに、我々はこの世の美しさ、精巧さ、不思議さ、美味しさ、心地よさ、奇跡などを感じる「能力」、いえ、単に「心の余裕」を失っているかもしれません。

食べ物に関しても彼女の姿勢は変わったそうです。

食べ物に対する行動理由
以前とても健康的な食生活をしていた病気や死に対する恐怖心が強かったため
自分が食べたいと思えば、チョコレートを食べたり、ワインやシャンパンを飲んだりする。
健康に良い食事を選択することもある。
食べ物や人生を楽しみ、幸せでいることが一番大切だから。
健康に良い食事を選ぶ時は、恐れからではなく、自分の体に対する愛から。

情報技術が進んだこの時代、私たちは大量の情報に追い立てられ、知らず知らずのうちにストレスや怯え(おびえ)を感じています。あらゆるものから自分を守ろうとしているうちに、自分自身を楽しむことを忘れているのでしょう。

結婚したいと考える女性の多くが、相手の経済力を重視していることもその表れだと感じます。経済的な怯え、将来(例えば子供が生まれた後)の不安がそうさせているのでしょう。

でも、最も大切なのは、気が合うことや相性ではないでしょうか。 経済力は、会社が倒産したり、心の病にかかって働けなくなったりすれば大きく変わる不安定なものです。むしろ、気の合う人と一緒になってお互いがパワーを得て、それぞれが自身の個性を生かした貢献を社会におこなって糧を得るほうがリスクは小さいでしょう。

今の人生が終わった後も幸せでいられることが分かったのですから、過剰な先の不安は置いておき、今この瞬間の素晴らしさや楽しさ、幸せに関心を向けていきたいものです。

自分を愛し、個性を生かして行動すること

これは、先に紹介した幸せになる生き方~「あなたの人生の源は、ワクワクすることにある」よりとも共通します。

自分が幸せだと感じること、情熱を目覚めさせ長所を引き出してくれること、気分が良くなることをするということです。さらに、無条件に自分自身を愛することも意味します。私たちが楽しさを感じ、生きる意欲に溢れている時、まさに自分の素晴らしさとつながっているのです。自分の中にそれを見つけた時、物事がワクワク感じられるようになり、周囲でシンクロニシティーが起こり始めるでしょう。

「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」

シンクロニシティーとは、意味のある不思議な偶然を指します。本当の喜びや幸せは、自分を愛し、自分の心に従い、ワクワクすることをしている時に見つけられます。

自分らしくいさえすれば、自分のユニークな素晴らしさが、自分や他人にとって一番良い方向へと導いてくれるのです。 真に気の合う人を引き寄せることにもつながるでしょう。自分は何者で(どういった特性を生かして)周囲や社会にどう貢献できるかにも気づかせてくれるでしょう。

まずは、自分が好きなことを書き出し、そのすべてをどんどんやってみましょう。ただし、悪癖や中毒症状を、自分の生まれながらの好きなことと勘違いしないように注意してくださいね。

他人のありのままを受け入れること

あなたのそばにいる全ての人に、ありのままの自分でいることを思い出させてください。そして、あなたは彼らのありのままを愛していると言ってください。彼らは完璧で、あなた自身も完璧なのです。愛に値しないものは何一つありません。

「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」

これを読み、私は家族に対して申し訳なかったと感じました。「もっとこうなってほしい」という私の勝手な思い込みを押し付けがちだったからです。これは、勝手に家族を何かと比較して劣っていると感じていたことから生じています。

アニータさんによれば、誰かが誰かより劣っているということはなく、ありのままで完全なのです。「他人や自分のありのままを許容すること」と「それぞれがそれぞれ自身でいること」を大切にしたいと思います。

これはイメージで言うと、世界中の一人一人が個性的な色の糸で、完璧で二つとない布(この世)を一緒に織り上げていく感じです。 私たち一人ひとりが、この世に対する贈り物であり、本当の姿でいられるように互いに助け合えれば素敵ですね。

自分自身が愛であると知ること

愛の存在であるとは、自分の魂をはぐくみ、自分の欲求を満たし、自分を後回しにしない大切さに気づくことです。この気づきによって、私は、いつも自分に正直になり、敬意や優しさをもって自分に接することができるようになりました。さらに、欠点や間違いだと思われることも、何の判断もせずに眺めてみて、無条件の愛の中での体験や学びのチャンスと考えられるようになったのです。

「喜びから人生を生きる! ― 臨死体験が教えてくれたこと」

本来の自分でいるとは、決して傍若無人にふるまって周囲を傷つけることではありません。自分のことを後回しにせず大切にすれば、自然に、周囲の人のことも大切な人格や命であると気づき、周囲の人を尊重して行動するようになるでしょう。それが、愛の存在でいることにつながります。

私たちは皆つながっていて、自分の発言や行いで互いに影響を与えあっています。周囲の人たちの人生に触れ、その人たちがまた他の人たちに影響を与えます。そのため、私たちは愛の存在となり、互いに良いポジティブな態度をとることが大切です。

まとめ

さて、ここまでのコツを見ると、この本は奇想天外なストーリーでありながら、きわめて当然のことが書かれていたと感じませんか。 つまり、自己肯定感を上げ、自分らしく行動し、個性にあった好きなことをして暮らし、他人のありのままを認めるようになれば、誰でも「愛」の存在となり、幸せになるのではないでしょうか。

この本の一番のメッセージは「一人一人が自分の素晴らしさを理解し、恐れることなくこの世で自己を表現してほしい」であると理解しました。また、アニータさんは笑いやユーモアの大切さも説いています。これらのメッセージに沿うことが、幸せな自己と幸せな世の中の実現に向けた最初の一歩です。

私は、この本に書かれていることを信じて、特に死に対する不安を払しょくし、他人のありのままを受け入れたことで、幸せを感じやすくなりました。興味を持たれた方は、ぜひこの本をお手に取ってみてください。

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