朝日新聞出版AERAアエラ(2024年12月23日号)で紹介されました。

一人暮らしの親の安否確認、見守り~孤独死防止サービス8選

高齢者見守りサービス

一人暮らしの高齢者が増加しています。
また、主に一人暮らしの人が誰にも看取られることなく亡くなって、長期間気づかれない孤独死も増加傾向にあります。

そうした中、高齢者の安否確認や見守りなど孤独死防止に役立つ様々なサービスがあります。

電話やメールを使うもの、直接訪問するもの、また、様々な機材のセンサーを使うものもあります。

一人で暮らしている高齢の親を心配して、家族が利用するケースも多いようです。

ここでは、安否確認、見守りなど孤独死防止のためのサービスについて紹介し、8つのサービスをピックアップしました。

▼高齢化社会の現状や孤独死については、以下の記事をご覧ください。
高齢化社会の現状まとめ
孤独死(孤立死)の現状

目次

安否確認・孤独死防止サービスの目的

サービスの目的は様々です。目的に応じて選択する必要があります。

  • 家族の安否確認を代行して行ってもらう。
  • 病気や怪我などによる健康状態の急変をいち早く知る。
  • 死亡後、長期間放置される孤独死を防ぐ。

安否確認・孤独死防止サービスのタイプ

高齢者見守りサービス
  • 本人が定期的に連絡するタイプ
    SNS、メール、電話などを使って本人が定期的に連絡するタイプ。
    特に新たに機材等を購入する必要がなく、最も安価です。
  • 家電などを使って使用状況により安否を確認するタイプ
    電気ポットなど家電の使用状況により、安否を確認します。
  • 機材を使って遠隔でモニターするタイプ
    遠隔カメラを使って直接モニターする。あるいは、ドアの開閉状況を知らせる機械など、家の中に機材を設置してモニターするタイプ。
    設置費用が高額になる場合が多いです。
  • 定期的に訪問するタイプ
    高齢者などの自宅を定期的に訪問するタイプ。本人の様子をしっかりと確認できますが、頻度は限られるケースが多いです。
  • 緊急時に駆け付けるタイプ
    警備会社等と契約して、緊急時に自宅に駆け付けるタイプです。
    費用が高額な場合が多いです。

安否確認、孤独死防止のためのサービス8選

孤独死防止サービス(お独り様会)

お独り様会

お独り様会の会員様を対象とした安否確認サービスです。
会員様自身、あるいは会員様の家族が利用できます。

会員様(またはご家族)は毎週一度、公式LINEオープンチャットで発言やスタンプを送信するか、事務局へメールフォームか電話で連絡します。
これらが確認できない時に事務局から指定の緊急連絡先に報告します。

料金
お独り様会会員様は無料。(お独り様会会費は月額1,980円(税込))

孤独死防止サービス(お独り様会)

郵便局のみまもりサービス(日本郵便)

郵便局見守りサービス

郵便局のみまもりサービスは、「みまもり訪問サービス」、「みまもりでんわサービス」、「駆けつけサービス」の3つのサービスがあります。
うち、「駆けつけサービス」は他2つのサービスのオプションです。

「みまもり訪問サービス」は月1回、郵便局社員がご利用者宅などへ直接訪問します。
「みまもりでんわサービス」は利用者へ毎日電話(自動音声)にて体調確認を行います。
「駆けつけサービス」は、もしもの時に家族からの要請に応じて警備会社がご利用者宅に駆けつけます。
(※「駆けつけサービス」は警備会社との契約が別途必要です。)

料金
①みまもり訪問サービス:月額2,500円(税込)
②みまもりでんわサービス:固定電話 月額1,070円(税込)、携帯電話 月額1,280円(税込)
③駆けつけサービス(オプション):①か②のサービスの月額+880円(税込)

郵便局のみまもりサービス(公式サイト)

ひとり暮らしのおまもり(日本ビジネス開発)

ひとり暮らしのおまもり

毎日開けるドアなどにセンサーを取り付け、一定時間動きが無い場合にアプリ通知でお知らせするシンプルな高齢者見守りサービスです。

カメラではなく小型のセンサーを利用しているため、見守られるご家族はデバイスを意識せずにこれまで通り生活することができます。

また、通知は「動きが無い異常時」にのみ届くため、見守る方も気にしすぎることなく、お互いに適度な距離間で利用できるサービスです。

初期費用0円、月額770円と利用しやすい料金です。

料金
・初期費用:0円
・サービス利用料:月額770円(税込)
 オプション(ケアウォッチ)月額330円(税込)

ひとり暮らしのおまもり(公式サイト)

みまもりサービス「ごえん」

ごえん

電話を使ったサービス。起床確認で離れて暮らすご家族を見守ります。

ユーザー(高齢者など)は、毎朝起きたら、指定の番号に電話をかけ天気予報を聞きます。

毎朝かかってくる電話の時間(起床時間)を集計して、平均起床時間を算出。
平均起床時間から一定時間(初期60分)経過し起床確認できていない場合に、ユーザー本人に「起きてますか?」といった内容の確認電話をかけます。

平均起床時間から一定時間経過し、起床確認できなかった場合に、指定の緊急連絡先に連絡します。

料金
・天気予報を聞く⇒1回5円
・緊急連絡⇒1回100円
※料金はポイント制です。

みまもりサービス「ごえん」(公式サイト)

みまもりほっとライン(象印マホービン)

象印見守りサービス

無線通信機を内蔵した「電気ポット」を活用した安否確認サービス。

定期的に1日2回、使用状況を家族等へEメールで送信。
「電源を入れた」「給湯した」という情報が分かります。
また、ポットには外出時に押す「お出かけキー」もついています。

料金
・初期費用:5,500円(税込) ※iポット1台につき
・サービス利用料:月額3,300円(税込) ※iポット1台につき

みまもりほっとライン(公式サイト)

くらし見守りサービス(東京ガス)

東京ガス

家族の安否確認のほか省エネ、消し忘れ防止などにも活用できるサービスです。

見守り機能はドアの開け閉めをセンサーが感知し、スマホ等に通知します。
そのほか、鍵の閉め忘れ、留守中のドアの開閉なども知らせます。

また、相談員による電話健康相談も利用できます。

料金
・月額料金:980円(税込)
・初期費用:センサー購入代金5,000円~9,000円(税込)/個
・契約事務手数料:3,000円(税込)

くらし見守りサービス(公式サイト)

高齢者見守りサービス(SECOM)

セコム見守りサービス

SECOMのホームセキュリティサービスの対策別プランの一つです。

基本サービスとする「侵入者の感知・火災の感知・非常時の通報」の他に、以下2つのサービスが利用できます。

①安否みまもりサービス
生活動線にセンサーを設置し、一定時間動きがないとセコムに通報されます。
またアプリで高齢者等の様子を見守ることができる機能もあります。

②救急通報サービス
急病やケガなどの際は「握るだけ」でセコムに救急信号を送ることができます。

料金(レンタルの場合)
月額4,840円(税込)
初期費用:工事料48,400円(税込)保証金20,000円(非課税・契約満了時返却)
※買取りもあります。

高齢者見守りサービス(公式サイト)

みまもりサポート(ALSOK)

ALSOKのホームセキュリティのオプションサービスです。(ホームセキュリティサービスの契約が必要です。)

自宅に設置したセンサーで高齢者様の日常動作を24時間見守り、定期的に指定の送信先へメールで状況を送信します。
緊急時には非常ボタンを押すだけで、ガードマンがすぐに駆けつけます。

料金
ホームセキュリティサービスの料金に含まれます。(詳しくは公式サイトをご覧ください)

みまもりサポート(公式サイト)

まとめ

安否確認、孤独死防止のためのサービスは、様々なサービス分野の会社が取り扱っており、形態も多様です。

費用も幅広いので、予算や目的に応じて選択する必要があります。

また、最近は地方自治体が在宅福祉サービスの一環で安否確認や緊急通報サービス等を行っているケースもあるので、お住まいの自治体で実施されているか調べてみるとよいかもしれません。

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